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カテゴリ:SIGAよいとこ一度はおいで
信楽焼の傘立てを割ってしまったので、新婚の地・古巣信楽にちょっとドライヴに行ってきましたー
ワンダージャパンでもたびたび取り上げられるカッコイイ橋。 前から行きたいと思っていた「滋賀サファリ博物館」の看板が「日祝のみ営業」と出ていたので、急遽行くことにしました(確か昔は要予約だったので住んでいたのに行くチャンスがなかった)。 はっきり言う。このユルい看板をみたら、絶対珍スポットかどーせ埃かぶった展示物のツッコミどころ満載のパラダイスだと思うでしょ? 結構立派。「俺ぁ滋賀サファリ博物館さ来ただ」 ま、当然お客は我々2人だけでしたが、施設の人に色々お話を聞けました!! すごいです、圧巻です! 地元の、鉄砲が趣味のおじいちゃんの、趣味が高じてどんどん海外に進出して、何ヶ月もかけて狩猟旅行をされたコレクションだそう(もちろん今は禁じられてるので昔獲ったものだそう) 命あるものを捕らえて剥製にするのは趣味の悪いことだと思う人もいるかもしれません。 でも、私は「好きなこと」が高じてここまでのことをしようとする、その熱意に感動しました。ヲタクの最終型であり、憧れでもあります。 打ったら数時間以内に剥製にしないといけないそうです。ヘリをチャーターすることもあったとか。最初に海外で狩猟に行かれたのは70年代半ば頃のようでしたが、まだ当時は海外旅行ですら高嶺の花だった時代。何ヶ月も旅(きっと野宿に近いよね?)をしたり、ヘリをチャーターしたり、剥製にする業者に頼んだり、そこまで時間とお金と労力をつぎ込んでこのおじいちゃんを駆り立てたものは何だろうと、このおじいちゃんとお話してみたい!!って思ったのですが、一月前に90歳でお亡くなりになったとか。もうもうすごく残念。 もしかして、信楽に住んでたときにどこかですれ違ってたかもしれません。あー、もっと早く来ればよかった!!おじいちゃんに会ってみたかった! 「虎は死して皮を残す」と言いますが。うーん、なんだろう、自然を生き抜いてきた動物の姿ってすごい美しいなーと思ったり、人間って残酷だなーと思ったり、そしてこんなに生きてるみたいに剥製にする技術とか、熱意とか、もうすべてがすごいと思いました。 そういえば、多摩動物園で子供の時にパンダの剥製を見た事があります。死んでまでしてまだ見せ物になるなんて可哀想だなぁと思った反面、死んでも資料的価値だったり学術的興味だったり、まだ何かの役に立つってすごいなと思ったのを思い出しました。人間はお墓に入るだけだしね。って思ったら大学の時に、(確か)昭和一桁代のオリンピック選手が自らの意志で骨格標本になられて資料室に遺されてるのも思い出しました。 「死んだら何を遺せるか」……私じゃ何も遺せないけどね。なんか、色々考えさせられました。とても興味深かったです。 こんなに近くで珍しい動物を見るチャンスはないと思います。毛並みとかホントすごいの! 私はこの中尾彬のねじねじみたいな角の動物がカッコいいと思いました。 信楽焼のお店に行って傘立てを買ったり 駅前のおみせでおそばと松茸をよばれて帰りました。きっとあの松茸は中国産だったんだろうけど(笑) たぬきがかぶりもの。 駅前が混んでいたので、おとさんの昔の職場に車を置かせて貰って、駅からちょっと歩きました。 車をオープンにして、吉幾三のCDをかけてたら、信号待ちの時にそばを歩いてる人にメッサ見られた。何かおかしいですか?ていうかアレだ、「貴様ッッ!見ているなッッッ!!」(DIO様風に)。 紅葉もキレイでした。 明日は久々のとびだしくん特集(の予定!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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