3452865 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

Ellie My Love

Ellie My Love

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

カレンダー

カテゴリ

サイド自由欄

link

キセカエヤblog
流山
Days
ネコとお人形がいる部屋
GLITTER GIRLS
Moonlights'drops
marineblue-skyblue
秋葉原秘密基地。
kalk?
ジェニーファンクラブ
てづくりFunFun
リカちゃんキャッスル
DX秋葉原秘密基地
sweet milk tea
みさきんぐだむドール館
zecoooo's12
a wisteria trellis
小鳥洋品店*
ちっちゃな帝国
猫の巻
巣箱
毎日ジェニーとマリーンとエクセリーナ♪そして時々フレンド&リカ
布とドールの小さな魔法
kawa*iku*nai
リカちゃん大好き
***Sarabye moon***
オニンギョウメモ
misty rain cafe
feather tiara
Favorite item
Φ愛と煩悩の徒然日記Φ
ツクッタモノトカオシラセトカ
鶏小屋の人形部屋
antique j's cherries
あにみゅら*
リカとおばさん
little margaret
なおりんくのチクチク記念日
Girlish Tastes
SOT手作り主義
dolce e amaro
ジェニーホリック
17+10=27
静止軌道より
妄念の壷
58
moonflower
ハコニワドール
ふわふわ・うさぎ
pichirikachan
a maple tree*photograph*
おきべきじまのお店
おきべきじまの人々
ゆるいアトリエ ユルリエ
Parabola
小さな気持ち~小人のお部屋
LULU's Doll Room
6分1秒27
cws
Brillante別館モノづくり写真館
盛岡はじめて生活
Leo&Rui
Rie-Zone
インドネシアのリカちゃん
ちいさなおもちゃばこ
小鳥のうららか日記
J's CLUB

飛び出し坊や0系コレクション

smiley
まいけるのブログ
Ellie My Love(HP)
twitter
instagram

コメント新着

まりぞうオバちゃん@ Re:本とかウサギとか(09/20) >Yukiさん ありがとうございました!いつ…
Yuki Snowy@ Re:本とかウサギとか(09/20) おぉ,この本! 読んで下さってありがと…
まりぞうオバちゃん@ Re:今日は好きなことだけする日!(06/29) >Yukiさん 誰かがツイッターかブログで…
Yuki Snowy@ Re:今日は好きなことだけする日!(06/29) まりぞうさん いつもお疲れ様です。 この…
まりぞうオバちゃん@ Re:ダイコンとの出会いは一期一会(02/15) >Yukiさん ありがとうございます!メガ…
2017年09月15日
XML
カテゴリ:旅行・おでかけ
今週もよく働いた!!

さて。今日は、嫌いな人は見ないでね。
まりぞうさんがお人形撮影以外で一番行きたかったボローニャの​Museo Delle Cere Anatomiche​について詳しく書くよ!!

骨とか内臓とか、そういうのが苦手な人は今のうちに回れ右だ!!

みんなー!にげたか-?


にげたかーー??



・・・もう大丈夫かなー・・・


まりぞうさんが普段頼りにしているトリップアドバイザーでは地図が間違って掲載されていましたが(多分ボローニャ大学の代表住所になっちゃってる)、グーグルの地図が正解。イルネリオ通り(Via Irnerio)にある、別に看板も出ていない、入って良いのか躊躇してしまう立派な建物でした。



1階の廊下の左右にこれでもかと言うほどビッシリのいろんな年代の頭蓋骨が陳列されていました。
係員のお部屋、みたいなところで「入っても良いですか?」と訊いたらおじさん(というよりおじいさん)がメッチャ流暢な英語でいろんな説明をしてくれて、2階に連れて行ってくださいました。

ちなみに営業時間。



「フィレンツェのLa Specolaの方が数は圧倒的なんだが・・・」「あっ!La Specolaは以前行きました。私たちは日本から来て斯様な生業をしております」「ほう日本から!ココの博物館は病気のことに特化しているのと、一部本物も混じっているんだ。まぁ見て行きなさい」

う、う、う、うわーーーーーっっ!!!!



蝋ですけどね、La Specolaで作り方が展示してあったんですけどね、一度本物から型を取らないといけないらしいですよ。ってことはですよ。
これだけ緻密に解剖するって、すごいすごい事なんですよ・・・
みんな手術される時、皮切ったらすぐにこういう感じで骨だの内臓だのペローンって見えると思ってるでしょ?
全然違うからね・・・



まりぞうさんがメッチャ驚いたのは、この、conjoined twinに関して。



あのさ、コレ作られたの1700年代くらいみたいなのね。
もし、日本でこういう赤ちゃんが生まれたら、きっと当時は「祟りだ」とか言われてたんじゃないかなって思うの。



勿論この国でもこういう学問が浸透していない地方だったらそう思われていたかもしれないけど、少なくともこういう病態である、という研究をしていたと言うことがすごいよね・・・



こういうことを研究して、実際に応用されるのはもっともっと先の話かも知れないけど、でも、「なぜだろう」とか「こういうことになる原因は何か」とか追求していくことの積み重ねで今私たちが医療を享受してるんだなぁって思った・・・



ここにこんな小さな姿で展示されてるって事は当然この時点で亡くなったって事で、きっと悲しい思いをした人がこの数だけいたんだろうって思うのね。

たまにね、薬の副作用の説明とかをすると「そういう事が起こらない薬を今すぐ作れ、そしてそれを俺に投与しろ、しかも今すぐだ」とか子供みたいな事を恥ずかしいとも思わず言う人がたまにいるんだよね(とくに自分が世の中で一番偉いと思っていそうな実際は偉くもないオジサンであることが多い)
今あることは他の人の犠牲に成り立っていることを感謝できる人間でありたいって思うよね。

あと、もう一度ラングマンの人体発生学を読み直そうと思いました。

巨人症の人。アジア人よりも大きく出来てるヨーロッパの人からしても(当たり前だが)大きいって事だよね



なんかね、それが最終的にはGHの異常とかって分かるとか、きっとホントこういうことの積み重ねで分かっていったんだろうね



そういう探究心がさ・・・なんていうか、もう、感謝と感動の念しかないよ・・・
当時どういう同意を得て解剖してたのかは謎だけど、もちろん献体してくださった方に対してもだよ・・・



一部本物、とオジサンが教えてくださったけど、確かにコレはすごい、フィレンツェにはなかった・・・
すごいね、硬膜が脳と脊髄を覆ってるってすごくよく分かるし、コレを壊さず剥離するのって相当な根気が要ったと思うよ・・・



なんか。ふと。普段胆嚢は手術して取ったのしか見ないから、コレを見てたときにそんな気でいたけど、当時の医療水準考えたらコレは手術じゃない、解剖したんだな・・・



この肝腫瘍も・・・



すっごい大きな蝋模型があってね、きっと教育用に作ったんじゃないかと思うんですよ。



コレも実際の顔の5倍くらい大きな模型なんだけど、目頭の上と下に鼻涙管の口(涙小管)が開いてるってそんな小さいところももうちゃんと調べてあったんだなぁ、すごいなぁ・・・って・・・つたない文章では伝えきれないこの感嘆の気持ち・・・



中学生くらいの時に古文でね、杉田玄白が解体新書を書くいきさつみたいな文章が出たことがあってね、腑分けを見学するのに、腑分けをする処刑場の職人が「私は身分の低いものであるが、これだけは言える。腑分けをして今まで一つとして人間の中身が違うことはなかった」って言った、みたいな内容なんだけどね、それを思い出すのです。

ちなみに今調べたら多分その古文は「蘭学事始」で、解体新書のが翻訳されたのが1770年以降(原本はそれより50年前に書かれていたモノらしい)から、いやいや知ってたけどやっぱりヨーロッパって進んでたんだな・・・ボローニャ大学で世界初の人体解剖をしたのは1500年代らしいです。

そんな昔からさ、どうやって病気やらケガと戦おうって沢山の人が頑張ってきたのにさ・・・マジもうミサイルとか戦争とかやめれって思う・・・
つづく。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017年09月15日 23時58分34秒
コメント(0) | コメントを書く
[旅行・おでかけ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X