|
テーマ:最近観た映画。(39275)
カテゴリ:映画が好き♪
![]() 以前から名前だけは知っていて、見たいと思っていたドキュメンタリー映画です。 6000メートル級のシウラ・グランデ峰。 ペルーにあるこの山を目指す二人のイギリス人登山家の生還物語です。 この山に果敢に立ち向かったのはジョーとサイモンという若い登山家。 3日かけて登頂成功。 そして山を下りかけた二人ですが、滑落事故でジョーは骨折してしまいます。 これほど厳しい山での骨折は、すなわち死を意味します。 何とかジョーと下山しようと、サイモンはザイルにジョーを縛り付け、滑らせるように下山を試みます。 順調にいったかに思われた下山で、ジョーは宙づりに。 体を支えきれなくなったサイモンは、やむなくザイルをナイフで切ってしまいます。 さて二人の運命は如何に・・・ ドキュメンタリーだけあって、話が非常にリアルです。 登山家であればこう言う生死の境をさまようことは珍しくないのかもしれませんが、凡人のえるざは「なぜそこまでして登る??」と思ってしまいます。 今年の初めだったか、野口健さんの講演を聴きましたが、やっぱり危険と隣り合わせであることがよーく伝わってきました。 冒険家にとってはその危機感がたまらないのでしょうか? そして登山の際にパートナーとの信頼が如何に重要なのか・・・ この辺は本当に登山家でなければ出来ない寛容さというか何というか。 パートナーの命綱を切るのか、自分もろとも奈落の底へ真っ逆さまになるのを覚悟で耐えるのか。 究極の選択が登山には待ちかまえています。 生への執念と友情は、まさに究極の状態で現れるモノです。 正直言って、この状況で自分がジョーだったら、自分がサイモンだったら、同じ行動を取れるのか?? 女性には分からない、男のロマン?のようなものを感じさせる映画かもしれません。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画が好き♪] カテゴリの最新記事
|