上手くなったら24番目に作りたいもの
バンダイ 宇宙戦艦ヤマト YAMATO2520 1:1500 知る人ぞ知る 「YAMATO 2520」ですが、 ・・・・私は知りません(知らねーのかよ!!)・・・・ OVAでの公開だと思います。以前レンタルビデオ屋(レンタルDVD屋が出現する前)でVHSのテープが並んでいるのを、 ちらりと見たことがありますが、全巻が揃っていなくて(確か第1巻がすでに無くなっていました。もう、致命的です。)興ざめして、見る気が失せ借りませんでした。 今となっては、どんなストーリーだったのかとても気になります。 全く話は変わりますが、「ヤマト」はこれでネタ切れになりますので思い切って、「ヤマト」の新作が出る度に そのストーリーが壊れていった背景について、あくまでも私見ですが考証してみたいと思います。 劇場版「さらば、宇宙戦艦ヤマト」のパンフレットに監督の故西崎氏は「ヤマトのテーマは愛です。」とはっきり仰いました。 それを読んだ時私は思いました。 (大量殺戮兵器の「ヤマト」に乗って戦争をしに行くのに「愛」はないのではないか) 事実、ヨーロッパの「大航海時代」の「宣教師」のように「愛」を持って敵勢力の支配下になっている惑星を寝返らせたことなど1度もありませんでした。 ただ「破壊」しただけです。 しかし、「宇宙戦艦ヤマト」には根強いファンがたくさんいた為、続編を出せば売れるということで故西崎氏はその路線をつっぱしった。「ヤマト」のファンを御自分のファンと勘違いされたようで・・・ 結果「愛」に対抗する「敵」は「絶対悪」という公式を作り上げ「ヤマト」の敵には「情無用で極悪非道」でなければならなかった 昔の「勧善懲悪」アニメのストーリーさながらに退行せざるを得なかったその場合「ヤマト」は「正義の味方?」なのだから、死んだはずの人が生き返るのは当たり前(沖田艦長とか)となります。 第1作で最終回、沖田艦長が「・・・地球か・・何もかも皆懐かしい・・・」といってこと切れた名シーンは一体なんだったのか? 「ヤマト」のファンは別に「沖田艦長」の復活を心待ちしていた訳ではないと思います。 極端な話「古代進」より若い艦長が就任してもよかった。そこで世代交代をして新たなる「ヤマト」の世界を構築するのも面白かったのでは・・・ とにかく、これでは新作を発表する毎に「お話」はチープなものにならざるを得ないと思います。 故人を悪く言うつもりはないですが、「ヤマト」の1ファンとして「愛」はテーマとして大き過ぎたのではないかと思います。 ここは「どんな絶望的な状況でも、けっして諦めない心」くらいにしておけば良かったのではないかと思います。