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カテゴリ:映画
ケーブルTVでやっていたのを
何気なく録画しておいたアニメーションなんですが、 捻挫した足でレッスンもできないし退屈な身の上、 氷に足を突っ込みつつ(笑)、一気に見てしまいました。 わかりやすーいお話です。 (アニメだしね)。 お話は、20世紀初頭のロシア、ロマノフ王朝の 歴史上でも謎とされる行方不明の王女様、 アナスタシアの冒険ロマンス。 ロシア革命時に惨殺されたロマノフ王朝の 一家の遺体の中から唯一発見されなかった1番末の皇女アナスタシア。 そこから、「アナスタシア生存説」というのが生まれて これまで色んなお話が作られてきたのでした。 これもその中のひとつというわけです。 アメリカのよく出来た(に限る)アニメーションって、 日本のとはまた違って 人物とかがリアリティがあって、背景もリアルできれい。 ディズニーの雰囲気にも近いし、群像のダンスシーンなど 昔のハリウッドミュージカル映画みたいな感じでもあります。 なかなか楽しいです 大人向きの雰囲気ですね。 でも、あれれ 列車が崖から落ちるシーンは「バックトゥザフューチャー」になかった? ディズニーランドの「ホーンテッドマンション」みたいな シーンもありました。いいのかな?パクリって言われない ま、いいですか、アニメだし アナスタシアの声はメグ・ライアン(そういえば顔を似せてるかも) しゃべり方といい、顔といい、ロシア娘というよりは アメリカ娘ですが、まあご愛嬌 恋人になる青年ディミトリはジョン・キューザック、 アナスタシアのおばあさまは名女優アンジェラ・ランズベリー (日本で言うと森光子とか八千草薫級?)。 すごい俳優さんたちが声優を演じてます。 悪役ラスプーチンのシーンがちょっとくどかったかな…。 (でもこの怪僧、ほんとにすごい顔した実在の人物なのよね) ちなみにこの声はクリストファー・ロイド。 「バックトゥザフューチャー」の「ドク」役の俳優さんです。 日本ではあんまりヒットしなかったみたいですけど、ヨーロッパ史好きのわたしにはなかなか楽しめた作品でした アニメと同じようなお話の展開ながら、 渋い大人のドラマになっている、イングリッド・バーグマン主演の「追想」。 ヨーロッパの宮廷の実話は、わりとアニメーションや映画になってます。 ミュージカル「エリザベート」 でも有名な、19世紀のハプスブルク王朝の 美貌の王妃様、エリザベートのお話も ヨーロッパでアニメーションになってたのをテレビで見たことが。 あれはどこだったかな、パリかロンドンか…忘れましたがヨーロッパのどこか。 確かに、おてんばな田舎の貴族の女の子が ハンサムな王子様に見初められる(お姉さんを差し置いて) お話なんて、まるでおとぎ話ですからね。 実話はこの後が怖いんですが…。おっそろしいお姑さんとか(笑)。 本物のエリザベート王妃はなかなか苦労をされた方です。 それはミュージカルのほうで描かれています。 オーストリアではエリザベート王妃は「シシイ」と呼ばれて人気者 今でも肖像画がモチーフのおみやげ物がたくさん売られています。 (だってほんとに美人だし…) それからこのエリザベートの息子、ルドルフ皇太子と美少女マリーの 心中事件を映画にした「うたかたの恋」とか。 確か古い古いフランス映画版と、 それよりは後に作られたカトリーヌ・ドヌーヴ版があります。 これは英国ロイヤルバレエの、バレエ版「うたかたの恋」。 バレエでここまでドラマが語れるなんて! 迫力です。 ヨーロッパの王室のお話は、やっぱりなかなかロマンチックで お話になりやすい素材なんですね。 あ、そういえば「ベルサイユのばら」なんかもありますものね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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