1994年製作、ローマが舞台のロマンチックコメディ映画「オンリー・ユー」を観ました。
11歳のとき、「お告げゲーム」(コ○○リさんみたいなもんかしら?)で
運命の人の名前は「デイモン・ブラッドリー」だと告げられた
フェイス(マリッサ・トメイ)は、大人の女性になるまでそのお告げを信じていた。
この、夢見るオトメがそのまんま大人になったような女性が
婚約しているというのに(というか、婚約者宛てに彼の友人という
ブラッドリーから電話がかかってきたことから
この騒動は始まった)
とても相性抜群の義理のお姉さん(ボニー・ハント)と一緒に
運命の人を求めてローマまで旅をする。
さて、デイモン・ブラッドリーの正体は????
このフェイス、よく考えるととんでもなくぶっ飛んだおねえちゃんであります。
運命の人を信じて、ウェディングドレスのまま空港に突進して
飛行機に乗ろうとしたり、
デイモン・ブラッドリーを見つける旅の天然ぶりは相当です。
見方を変えれば「運命の人ストーカー」って感じでもあります???
マリッサ・トメイみたいなチャーミングな女性と
ロバート・ダウニーJrみたいにカッコイイ男性が
主役じゃなかったら、とんでもなくオバカな映画になりそう。
(それはそれで見てみたい気も)
イタリアの郊外、ローマの街中の風景がとてもとてもステキです。
ローマはちょっと埃っぽいんだけど、街中が博物館のようで
歩いているだけで楽しくなってくる街。
「ただの排気ガスじゃないの?」といわれればそれまでなんだけど、
あの埃っぽい匂いと、石畳と、レンガや石造りの建物に差し込むオレンジ色の陽射し、
好きなんだなあ
マリッサと義理のお姉さん(特に彼女はイタリア人男性とデートするようになってから)
の服が、10何年経った今観てもお洒落な感じ。
スカーフの使い方なんか、とてもきれい。
でもそれは舞台がローマだからなのかもね。
お話は・・・ふふふ。まあ、お約束ってことで。
でも最後までお騒がせなフェイスなのでした。
女の子は、好きな映画だと思うよ(でも決して真似しないで下さい。こんな都合のいい話はありえません・・・多分?)
黒髪のショートカットに、赤いドレスのマリッサ・トメイが
子猫みたいにキュート。
偉そうですが、点数をつけるなら☆5つ中の☆☆☆(3つ)くらいかな。
前半が笑えます。
映画そのものは「ローマの休日」へのオマージュかな?とも思えましたが
同じ「運命の人」を探す結婚間近の男女の恋のお話というところは
「セレンディピティ」という映画にも共通しています。
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セレンディピティ 恋人たちのニューヨーク
でもやっぱりやっぱり「ローマの休日」がダントツの名画であることは
もはや言うまでもありません。。。オードリーの可愛さとグレゴリー・ペックのかっこよさは
やはり天下無敵です
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