テーマ:お勧めの本(7400)
カテゴリ:読書
「ブックバトン」が私のところにも回ってきました。少しは認知されているんだな、とうれしいです。回していただいた方、ありがとうございます。
ところで私、チェーンメール反対なので、他の人には回しません。 日記のネタとしてお答えいたします。 1、持っている本の冊数 数えてみようかとも思いましたが、やめました。 バードウォッチャー的に数えると、ざっと3000~5000冊というところでしょうか。 もちろん全部読んだわけではありません。読むのが遅いので、読み終わる前に他に読みたい本が目に付き、そのとき手に入れないと読みたいときに手に入らないので、どんどん本が増えていくのです。どれもみな読みたい本です。 今では開き直って、読書家でなく本蒐集家と思っています。 2、読みかけの本 たくさんあって、きりがないので2冊。 「食う寝る坐る 永平寺修行記」野々村馨 住職になるため、お寺でのつらい修行生活を記した貴重な本。 実体験は無理なので疑似体験したくて読み始めました。想像以上に過酷で引き付けられたのですが、半分読んだところで、他の本が読みたくなり、中断。 いつか続きを読みたいと思っています。 「人間の土地」サン=テグジュペリ 読み始めたのですが、なぜか集中できなくて、そのうち他の本が読みたくなり自然中断。 いつか最初から読みなおしたいと思っています。 3、最後に買った本 たぶん、 「ゴッホのフランス風景紀行」佐々木三雄・綾子 ゴッホ展に行ったあとに買いました。 ゴッホの絵画の風景を捜し歩いて写真におさめた紀行文。 まだ読んでません。 4、思い入れのある本 これも多すぎて困りました。たぶん5冊程度に収めるべきなんでしょうが、分野だけでも5種類に収められず、それぞれに多くのお気に入りがあります。まあ、遊びなので、あまり悩まずに適当に選択することにします。 ・SF「宇宙船ビーグル号」ヴァン・ヴォクト 数あるSFで一冊というのは、本当に厳しいですが、単純に読んだ回数が一番多いのはどれかというと、たぶんこれですね。 怪物との戦いもさることながら、はじめは軽視されていた主人公が、新しい学問を駆使して活躍し、次第に周りから認められていく過程、人間ドラマがいいです。 ・自伝的小説「道ありき」三浦綾子 この世に「絶対」はない、というのに納得しました。 これを読んでから「絶対~」という言葉を口にしないように気をつけています。 ・歴史小説「天と地と」海音寺潮五郎 実在したヒーロー上杉謙信の前半生を描いた小説。 仏の道に従い私利私欲を捨て、悪を憎んで人を憎まず、を実践したため、戦国時代にあって全国制覇には程遠かったが、めっぽう強く、弱い豪族たちを助けて侵略者を打ち負かす姿は、ヒーローそのものです。小説なので脚色はあるでしょうが、こんな人が本当にいたんだと思うとワクワクします。 ・ドキュメンタリー「ザ・ライト・スタッフ」トム・ウルフ 映画も面白いですが、当たり前のことですが、原作のほうがはるかに面白いです。 危険な状況に自ら飛び込んで生きて帰ってくることができる自分の能力を証明したい、という当時の米パイロットの気質がよくわかって面白いです。 映画を見た人は是非読んでください。映画をさらによく理解できます。 ・美術解説書「ブリューゲル・さかさまの世界」カシュ・ヤーノシュ ブリューゲルの絵画3枚について、詳しくわかりやすく解説した本。 「子どもの遊び」「ネーデルランドのことわざ」「バベルの塔」 私はこの本を読んで、ブリューゲルにはまりました。 このあと、ブリューゲルの画集を買いあさりました。 ・音楽エッセイ「世界の指揮者」吉田秀和 著者は音楽をことばで表現することが巧みで、読むと、音楽を聴いたような気になってしまいます。「世界のピアニスト」「LP300選」「私の好きな曲」「レコードのモーツァルト」など、どれも面白いです。 ・科学解説書「量子力学が語る世界像」和田純夫 ブルーバックスの一冊。 量子力学から導かれるパラレルワールドについて、科学的に解説した珍しい本です。量子力学がわかりやすく、とても説得力あり、SFの副読本としてもオススメです。 5、次にバトンをわたす方5名 私はチェーンメール反対なので、他の人に回すつもりはありません。 悪しからず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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