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カテゴリ:今日の一冊
動物介在療法に携わるDI犬のスピカと、そのハンドラーの凪川遙が、様々な患者と家族に向き合う。それは、凪川自身の内面にも変化を起こし、やがて大きな決断をすることに。動物介在療法を知るきっかけとなった同期との出会いとその後、育児放棄をした母とのこれから。犬と人との関係を通じ、人と人との心地よい距離と自分自身のありようを見つめ直していく。命の現場を舞台に、現役看護師の著者が描く希望の物語。 本書は、医療現場において動物、特に犬が医療従事者として治療計画の一部(例えば、投薬の場面、終末期の患者のケアなど)を担う動物介在療法をテーマに、現役看護師の著者が描いた物語。動物介護療法に携わるハンドラーと介助犬をテーマにした物語で、ハンドラーの今日に至るまでの境遇、経緯について上手く表現されています。盲導犬や介助犬、アニマルセラピーなどとは違う役割を持つ犬がいるということを知ることができ、命の現場も丁寧に描かれています。 【満足度】 ★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 6, 2025 08:37:10 PM
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