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カテゴリ:冬の北海道ツーリング
・7日目 1月1日
元日。-3℃。 稚内市による「初日の出inてっぺん」が開催。5:30ごろに花火の音で目が覚めました。 干支のキーホルダー(と珍味)も無事ゲット。 その後、初日の出を見るため望楼のある丘へ登る。 -3℃とはいえ、風に吹かれているので凍えるような寒さです・・・ 日の出は雲の間から一瞬見えただけでしたが、これでも最北端で「初日の出」を見られただけ嬉しいです。 自転車も10台ほど。大学のサークルで来ている人達が多いようです。 自分の入ってる甘ったるい自転車サークルにもこんな活動があったら面白いんですけどね(笑) 昨日買ったパンなどで軽い朝食を済まし、9:30に宗谷岬を出発。 復路は日本海側で南下するため、稚内市街を通ってまずはノシャップ岬へ。 そうそう、稚内市街のセイコマのおじさん曰く「北海道の100kmは内地の50km」「手塩は隣町」らしいですw さすがに元日ということもあって土産屋や食堂などは全部閉まっていて閑散としていました。 そしてここから日本海沿いに走りますが、新年早々ガタガタのアイスバーンで転倒。 四輪なら何ともない路面なんですけどね・・・ 道道106号に入り、久々に抜海駅へ。 たっぷり着雪したキハ54がやってきました。 近くの抜海港では越冬のためにやってくるゴマフアザラシの大群がいます。 アザラシとは離れたところからしか観察できないので、拡大。 丸々太ってますね~ うじゃうじゃ・・・何百頭いるんでしょうか? (多いときは1200頭以上集まるらしいですが・・・) 抜海からは手塩まで50kmほど無人地帯が続きます。 冬季は途中にある自販機・トイレなども使えないため、本当に何も無い。 路面はテカテカの圧雪アイスバーン。 フラットですが、とにかく滑ります。しかも、海からの横風がかなり強い! 直線では常に車体を海側に傾けて走り、カーブでは左カーブで車体を右に傾けて曲がりますw 氷とゴム(とスパイク)のほんのわずかな摩擦力を頼りに、一面真っ白な原野の中を走行。 サイドスタンドで立てると風でカブが倒れそうです・・・ でも、106号の果てしなく続く直線はやっぱりイイ! 夏とはまた違った魅力があります。 海の向こうには雪を被った利尻山が。 稚咲内?の公衆トイレは冬季は使えないようです。 しかし、防風柵が現れるあたりから路面状況が悪化。 轍の上はガタガタのアイスバーンで、除雪もあまりされていないらしく轍を外すと深雪に突っ込んでハマるというかなりの悪条件です。 そしてここで二度も転倒。一回目は大したことは無かったものの、二回目でレッグシールドの右上がバキバキに粉砕・・・。 (後日撮影) でも、これが新品だと1万円近くする純正レッグシールドではなく、2000円の社外品だったのは不幸中の幸い?ってことかな(笑) その後、雪が降り出してきて視界もなくなり、10km/hくらいで超低速走行。 風防にもメットのシールドにも雪が付いて前が見えないので、メットのシールドを開けて風防の上から前を見るしかありません。 手塩まで最後の10kmがやたらと長く感じました・・・。 手塩で昼飯を食べた後は引き続き海沿いのR232で南下。 途中でW650、ヤマハの750、オフ車の3人組に追いつき、結局、初山別村の道の駅まで吹雪の中くっついて走ってしまいました。 「下りはパワーの差が小さくなる」とか言いますが、吹雪でもパワーの差は小さくなるようです(笑) 手塩からは国道なので路面はマシになったものの、雪で路肩とかセンターラインがどこにあるのか全く分からん。 北海道の道には大概立っているスノーポール、あれが初めて本格的に役に立ちました・・・(笑) 吹雪の中ひたすら走ってきたのでリアが真っ白です。 初山別村の道の駅は去年の日本縦断で泊まったので今回は二度目。 3人はまだ走るそうなので別れ、まず道の駅内の温泉に入って身体を解凍。 休憩室でまったりした後、寝場所を探してみると、去年の夏に泊まった丘の上にある東屋は雪で埋まっていてたどり着けない。 疲れたし・・・と言うことでこの日も暖房の効いたトイレ前で寝袋泊。 寝袋を敷いているシャッターの奥は食堂と売店ですが、年末年始は休業中でした。 あまり腹が減っていなかったので、自販機のおしるこを飲んで就寝。 走行距離:148km お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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