ミニエナがDSのソフトに「文学全集」を入れて本を読んでいた。

iPADがもっと一般的になれば、今の子ども達はもしかしたら本屋で本を買うなんて事はなくなってしまうのかもしれない・・・


なーーんて、電子書籍のニュースを見てて思っていたら・・・・


「おかーまん！！（おかあさん）学校でもらった新聞のコピーにな
教科書も電子化！！なんてのが載ってた！！。」


そうなるやろうなあ～～
それもそんな未来の話ではなさそう。

「ランドセル、軽くなるやん！！」
毎日20キロぐらいありそうなランドセルを抱えて通学するミニエナには夢のようなお話。

残念やなあ～ランドセルはもうすぐ終わりやね。（6年生ですから）
ミニエナが小学生の間には間に合わないだろうけど。
しかも、教科書が電子化されたら、ランドセルなんか要らなくなるやん。

電子化されても教科書にラインを引いたり、メモしたり、ノートをとったり。
そんな作業もきっと安易にできてしまうようになるのだろうなあ～。
新聞の記事によると、マーカーやメモがすでにできるようになっているらしい・・・

ノート・・・もしかしたらノートを取るとか書くではなくて
打つ。。。なんてことにもなりそうですけど・・・

（書かないんだったら漢字覚えなくて良くなる？？？？
今まで苦労して覚えた膨大な量の漢字は一体どうなるのだ・・・・）


週2日ほど大学の先生の手伝いをしているが、
課題や資料を作るために、膨大な蔵書の中から、必要な書籍を探し出し、
重～い！なんていいながら、スキャナーで資料としてスキャンを取る・・・
時々、押さえつけすぎて、バキッなんて言わせながら・・・

シマッタ・・・とか一人事を言いながら・・・・
（やったことがある方にはコレが何の音だかお分かりでしょう・・・）

なんて作業もなくなるのかも・・・


本を探すのに、この本棚のこの辺に、青色の背表紙だったはず・・・
なんて、記憶の旅も必要なくなるのかもしれない。


テーマにあわせてこの本のこれ！と資料を出すのも
キーワードで検索すれば、ずらーーーーーっとリストがあがって来たりして
いちいち頭の中でそのページのこの写真なんて思い起こさなくても良くなる？？？？


それって、「印象に残る」と言う部分が省かれることになるのだろうかしら？？


もし、そうなるのならちょっと寂しい気もするんですが・・・



情緒ってやつ・・・・



電子化は便利ですね。

ランドセルを抱えて学校に行く変わりに
片手にiPADを抱えて学校に通う子ども達の姿が
そのうち普通になるのは、そう未来の話ではなさそうですね。



でも、心だけは電子化されたくないなぁ～～
なんて独り言を・・・・