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園芸侍の「なんでも植物栽培記」

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 5月31日に2回目の復活を試みた復活草、別名ジェリコのバラ、葉はほぼ全開になったもののやはり葉緑素が戻らなかったため、再び水を切って休眠させることにした。10年ほど前にも復活草を買ったことがあるが、このときは水をかけてすぐに緑色になってくれたが、今回は緑が戻らないばかりかカビまで生えてしまった(笑)。どうも今回買ったものは保存状態が悪かったのか、枯れた可能性が高い(泣)。1年以上も箱に入れたままだったのがいけなかったのかも知れない。しかし葉の開閉機能は残っているようで、水を切ったところ再び元の丸い姿に戻ってくれた。
丸くなった復活草

 ところでこの復活草、某サイトによると、休眠して丸まったまま風に吹かれて砂漠をさまよい、オアシスにたどり着いたときに水を吸って葉を広げるという、なんともロマンチックなことが書かれているが、自生地の画像(別ウィンドウで開く)を見る限りでは、どうも誇張に思えてならない。
 まず、復活草のふるさとは中南米の砂漠地帯。しかしアフリカのサハラ砂漠のような砂の砂漠ではなく、岩石がゴロゴロ転がった岩山の砂漠にサボテンと一緒に生えている。そして復活草が丸いとはいっても完全な球体とは程遠い。こんないびつな物体が岩だらけの砂漠を自由自在に転がるには、ハリケーンでも来ない限り(笑)無理ではなかろうか。それに岩がゴツゴツした大地を転がっていると、さすがの復活草もボロボロになってしまう(笑)。そして運良くオアシスにたどり着いたとしても、都合よく根を下にして着水するとは限らない。そのようなわけで、夢を壊すようで申し訳ないが、復活草がオアシスを求めて砂漠をさまようと言う話は、現実的に検証してみると誇張に思えてならない。
 また、アメリカのとあるサイトには、復活草が50年間も乾燥したまま休眠できると書かれていたが、自生地は砂漠地帯とはいっても意外にも緑が多い。そんな緑豊かな場所に生えているということは、極端に長期間の乾燥には弱いような気がするのだが・・・。なんと言っても渓流の岩場に生えるあのイワヒバの仲間なんだし・・・。そもそも本当に50年間乾燥させて実験したのだろうか?
 どうも砂漠をさまよう話といい、50年間休眠できる話といい、ロマンチックに誇張されているような気がするのだが・・・。本当なら画像なり実験データなりを見てみたい。






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最終更新日  2006.06.05 22:27:49
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