このブログを始めた2006年当時、観葉植物や熱帯植物をいろいろと紹介したものだが、ここ最近はあまりブログに登場しない。その理由はズバリ、枯らしてしまったものが多いからである(笑)。実は、カトレアなどの洋蘭は冬は貸温室に預けているから大丈夫なのだが、観葉植物は自宅室内で無加温で越冬させており、どうしても温度不足でダメになってしまうものが多かった。また、仕事が忙しくて十分に世話ができなかったのも理由の一つである。そういうわけで、さすがに無加温で育てることに限界を感じ、今になってようやくパネルヒーターを購入することにした。
![パネルヒーター 20141214](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/444e1bc5b239bf6cd529719c8434c9207f69f558.51.2.9.2.jpeg)
![温室 20141214](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/2dad2f38eacdd1c49fb0b00ddf37e135b72de7b7.51.2.9.2.jpeg)
購入したのは昭和精機工業のパネルヒーター、SPZ-200で、消費電力200Wのものである。サーモスタットが付いているのが有り難い。早速ビニールハウスに設置し、気温が下がる夜や明け方に作動しているが、ハウスの中はなかなかいい感じで暖まっている。お金がなかった高校時代(笑)は、ヒヨコ電球でハウスを暖めたものだが、ヒヨコ電球に比べてパネルヒーターの方がはるかに使い勝手が良い。理想的には、ハウス内の温度を均一にするために内気扇があればいいのだが、とりあえずはこれで様子を見ようと思う。
早速、ハウス内ではパフィオが2鉢咲いている。11月になってつぼみが上がってきたのだが、気温が下がってきたために、今一つつぼみの成長が遅かったのだが、ヒーターを入れてからは日に日に成長し、きれいに咲いてくれた。実はここ3年、パフィオが貸温室に入りきらないので自宅で無加温で栽培していたが、今一つ調子が良くなかった。今回はヒーターを買ったので、これで今年の冬越しは上手く行きそうだ。なお、ビニールのハウスの内側が結露して、その水がビニールを伝って床に落ちることがあるので、ハウスの底には農業用のビニールシートを敷いてある。