英国民謡好きの戯言

2007/06/17(日)09:55

#827 ROBBIE O’CONNELL 《NEVER LEARNED TO DANCE》 93年アイルランド

90年代男性ソロ(55)

Love Knows No Bounds (Robbie O’Connell) American Lives (Robbie O’Connell) Galileo (Robbie O’Connell) The Winning Side (Robbie O’Connell) The Turning Of The Tide (Robbie O’Connell) Hard To Say Goodbye (Robbie O’Connell) The Man From Connemara (Robbie O’Connell) When The Moon In Full (Robbie O’Connell) Old Man Of The Mountain (Robbie O’Connell) The Minstress (Robbie O’Connell) So Near (Robbie O’Connell) The Singer (Robbie O’Connell) Robbie O’Connell vo, g Richard Gates b John Sands ds Mance Grady bodhran, African-ds Brian O’Neill key Tim Britton uillean pipes, whistle Johnny Cunningham fiddle Seamus Egan flute Jimmy Keane accordion Billy Novick sax, clarinet Ruth Rothstein French horn Tom O’Carroll banjo Roxanne O’Connell, Lindsay O’Donovan backing-vo produced by Johnny Cunningham cover photograph Superstock  アイルランド出身で後に渡米して成功したロビー・オコンネルが93年に出したソロ。  おなじくアイルランド人でトラッドをよく歌っているクランシー兄弟とたびたび共演しているし、この5年前にはグリーン・フィールズ・オブ・アメリカの一員としてすんばらしー作品を出しているんで、トラッド歌手としてのイメージが強かったんです。  だけど本作はすべて自作曲。  作者クレジットを見て、一瞬沈んだのも事実です。だって私は民謡バカですからねっ!  でもねー彼の書く曲って結構クオリティ高いんだ。  一聴すると地味なんだけど、歌心を大切にしてる。  素朴で柔らか、ほっと一息つきたい時に聴きたくなるような曲が並んでいます。  もっと有名なところでたとえると、ラルフ・マクテルにも感触が近いかなあ。  ヒッピーしてない完全フォーキーなドノヴァンっぽさも持っているかも。  すごく上手いシンガーってわけでもないけど、この飾り気のなさが親しみやすさに直結してるんだよね。  グリーン・フィールズ時代の仲間も含め、大勢のゲストが様々な楽器でサポート。  これだけたくさんの奏者がいるけれど、本場アイリッシュのようにみんなでユニゾンどどーん!ではなくて数種の楽器がゆるやかにサポートしています。  うん、これは予想より良いぞ。  聴けば優しい気持ちになれることうけあいです。  7の涙ものの哀愁美旋律は最高!  これだけの曲を書けるなら堂々とSSWって名乗れるね。 公式サイト 人気blogランキングへ

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