2011/01/14(金)22:26
#1138 ALASTAIR MCDONALD 《BEARS, CROWS & CENTIPEDES》 97年スコットランド
Mickey/Ma Maw’s A Millionaire/Wearie Wife (Trad/A McDonald)
Coulter’s Candy
Sam The Skull (H Hagen)
Queen Mary, Queen Mary (Trad/A McDonald)
Ice Cream
Leerie (Trad/A McDonald)
Puddo’s Wedding (Trad/A McDonald)
Highland Fairy Lullaby
Jeelie Piece Song (A T McNaughton)
A Trip To The Zoo (Trad/A McDonald)
Swaggering Bears (A McDonald)
Wee Kirkcudbright Centipede (Matt McGinn)
The Tod (Trad/A McDonald)
Wee Jock Sparra (A McIntosh)
Oor Wee School/Ma Maw Says (Trad/A McDonald)
The Whistle (Trad/A McDonald)
Three Craws (Trad/A McDonald)
No’ Comin’ Oot
Twa Corbies (Child 26)
Three Bears (Story) (Trad/A McDonald)
Alastair McDonald (1941~)
vo, banjo, g
produced by Alastair McDonald
photography Yvonne Ballantyne
何回聴いても印象は「かわいい」です。
まずジャケットね。
ソファでくつろぐお子様、熊さんのぬいぐるみ、兎さんのぬいぐるみ。
ポップな触覚&表情で「やあ!ぼくムカデだよ!」と陽気にご挨拶。
これだけで「かわいいなあ。きっとちびっ子向けのアルバムなんだろうな」と思ってしまった私。
それは一方的な思い込みではなかったようで、「A collection of fun songs for the young ? of all ages」と副題が付いていました。
まーヤングというよりチルドレンな気がしてならないのですがね。
次に音楽。
昭和16年生まれのスコットランド人アレステア・マクドナルドおじさんが歌っています。
私の所有しているCDには奏者クレジット入っていないんでぐぐったところバンジョーを抱えているお姿が目立ったのでバンジョーは本人が弾いていることにしちゃいました。ギターも弾けるようなのでギターもついでに。
伴奏楽器は基本的にバンジョーかギターですね。
その他マンドリン、ギター、ホーン隊、ジューズハープ、ホイッスル、スネア、あと手ではじいてびよよ~んと鳴らす楽器…ビブラスラップかな?
それからおしりかじり虫も入っています。他にも何か使っているのかも。
ポンキッキとかおかあさんといっしょとか、小学校低学年の音楽の授業とか、そういう感触です。
歌っている素材も大人向けではなさそうだしね。
5なんてあからさまに「あい・すくりーむ♪ゆー・すくりーむ♪」で榊原郁恵のあの名曲を参考にしたのかと一瞬思いましたがこれトラディショナルでした。
アレステアおじさんの出自は知らんけど、どうにも昔からこの手のレコードを作ってきたような気がしてなりません。
だってラスト20の朗読ではお父さん熊・お母さん熊・子熊の声色を見事に分けているんだもの。
迷い込んだ女の子によって椅子を壊されてしまった子熊の嘆き節なんて本当に感心したわ。
猫様がかわゆい“サム・ザ・スカル”
おしりかじり虫入りの歌が見つからん…