SEOが最終的な効果を出すとは限らないことについて
(これは、1月に弊社から発行したメールマガジンを再度ここに転載したものです) http://www.mag2.com/m/0000138180.html----------------------------------------------------------- 大不況にまっすぐ突っ込んでいるような感がありますが、そんな時代にこそインターネットの活用をしてほしいと願っています。やはり、仕事が欲しいからといって、多くの人を雇い入れて、人海戦術をとるかそれとも、少人数精鋭のまま、インターネットという飛び道具を使って、情報武装するか私としては、当然、情報武装して、少人数精鋭でこの時代を突破してほしいと思っています。そこで、SEOを気にする中小企業の経営者の方が多くなっていますので、今回は、基本的なことをお話したいと思います。■はじめに最近、SEOで上位に行きたい会社様が多いので、弊社のお客様には他のSEO会社と比べてお得な金額で提供していますが、「1位とっても売上とは関係ないだろ~」と思う要望も伺ったりします。過剰な期待をSEOにかける人も多いのですが、 1.見込み客と出会うこと 2.そして成約することは、全く違います。前者はSEOや広告などですね。 後者は需要のある商品を用意して、ホームページをしっかり作ることです。■SEOで効果があった!という経営者弊社でホームページを作り、SEOサービスまで行っている会社様があります。上位に食い込むほどに「電話が明らかに増えた」と報告がありました。こちらの会社様は、社会保険労務士法人です。不況時代に「社員の問題」を抱える経営者様たちも増えたようで、その際に、SEOで目立つことが、新規顧客開拓に効果があったようです。その他にも、公開できない効果もあり・・・、そのうち許可を得たら書きます(笑 ■SEOが・・・全然、効果ないじゃないか!という経営者も。知り合いの語学学校(弊社は仕事を受けていませんが)は、ある有望なキーワードで1位を獲得しました。しかし、お申込みが激減しているそうです。その語学学校がターゲットにしている顧客は「楽しく英語を学ぼう」といった層で、女性がメインでした。彼女らの財布のヒモが・・・・ものすごく閉まってしまったようです。1位で喜んでいても、売り上げにはつながりません。 ■提供する商品・サービスに需要がなければ、SEOは無駄になる。こう言ってしまえば、単純なのですが、SEOは売上アップのためにあると思いますので、SEOで1位になって、経済的な効果がないのであれば、1.キーワードの選定が間違っているか、2.提供する商品・サービスがずれている。と言えます。先ほどの語学学校の例でいえば、需要は減っているが、「楽しく英語を学ぶ人たち」向けのサービス内容は変えずに、なんとかSEO改善で同じ客層をかきあつめてくるのか、この不況下の中でも、「英語を学ばなければならない理由を持つ」客層に対して新しいサービス内容を用意して、新しくSEOをかけていくのか。という経営者としての選択があるでしょう。個人的な感想としては、「他社との差別化」「USP」とか言葉として聞きますが、不況の時代に入ると、差別化されてようが、同じだろうが、「なるべく買わない」という人が増えます。だからこそ、「買わざるを得ないサービスは?買わざるを得ない客層は?」と唱えつつ、不況に強い商品・サービス開発をしたいですね。 ----------------------------------------------------------- 登録はこちら http://www.mag2.com/m/0000138180.html