社交ダンスA級への道

2023/08/01(火)20:13

福井遠征記(その1)

旅行記(469)

<保安検査> 電車とモノレールを乗り継いで羽田空港へやってまいりました。 乗り換え駅の浜松町は大将と私が出会った町で、思い出深い世界貿易センタービルは再開発の波に飲まれて解体されてしまいましたが、この駅はいつでも何か新しいものに向かって工事中のイメージがあります。 2023年7月29日 (土)、夕方出発の飛行機を目指して家を出たのは一日で一番暑いとされる2時ごろでした。 最近天気予報で34度とか35度とか聞くのに慣れてしまいましたが、この日もとんでもなく暑く、夕方から予定されていた隅田川花火に向けて浅草界隈で電車を降りていく人が多かった気がします。 羽田空港に着いて大きな荷物を預けたとき、まだ搭乗までに2時間くらいありました。 出発ロビーにいてもすることないし、早めに保安検査を受けて搭乗口まで行ってしまおうということになったんです。 機内に持ち込む手荷物をX線に通して、自身も武器とか怪しいものを身につけてないか検査ゲートを通るアレです。 海外に行くときは飲みかけのペットボトルなんかは持ち込み禁止で、ゲート前でがぶ飲みしますけど国内線は少し緩めで持ち込みできるんですね。 大抵の人は何事もなく保安検査所を後にするんですが、なんと大将が呼び止められてるんですよ。 あー、またなんかワインオープナー的なものを手持ちカバンに潜ませてたのかな。 『工具をお持ちではありませんか?』 検査員の方が大将のカバンを調べると、怪しげなものが出てきました。 古びて色の変わったスパナ。 なんでそんなの持ってるの? 意外すぎて大将も私も笑い出してしまいました。   午前中に母の家にあったダイニングセットの椅子をクリーンセンターに捨てに行ったんですが、昨日テーブルも解体して持っていけないかとスパナをカバンに入れてたようなんです。 まだ出発まで時間があったのでそれも預けて飛行機に乗せてもらうことになりました。 これが特別梱包されたうちの工具さま。 そしてこちらが、空の旅を楽しんだスパナ。 こちらは窓から見えた夏の富士山です。 (つづく)

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