405519 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

人生楽しく6026のブログ

人生楽しく6026のブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2023.07.16
XML
カテゴリ:


先日同僚と一緒に工場見学で自動化用のロボットの説明を受け、
「人間の代わりとなる自動化用のロボットにはセンサーが何個も必要で、
センサー市場は非常に大きく発展していく、国内だとキーエンスとか、まだまだ伸びるね」
と話していると、生産系のメンバーから
「キーエンスはすごいんだよ、とにかくすぐに電話がかかってくる」
と…

その秘密が本書に書かれている。
例えば営業のKPI
「累積取引社数「取引に関わった人数」「商談数」「商談に関わった人数」
「訪問者数」「初めてアプローチした会社の数」「電話の発信数」
「電話の受信数」「純粋な接触人数」などなど。
このノルマの数を見れば、
すぐに電話するのは、キーエンス社員にとっては当たり前であることがわかる。

これに、
上司による顧客へのハッピーコールや
報告内容が正しいかの内部監査、
が追い打ちをかける。

つまり、キーエンスは立ち止まることを許されない会社なんだなと…
それは、キーエンス創業者で現在は取締役名誉会長を務める滝沢氏の
「石になって永遠に姿を変えられなくなるような事態には絶対に陥らない。
 常に変化し、進化し続ける」
メッセージにも表れている。

ここまで徹底的にやらされるのだから給料が高くないと割が合わないスマイル
うちの社員にやったら皆辞めちゃうだろうな大笑い

似たようなことをやっているようで、その徹底さ、執念など、本気度が違う。
自分たちの方針、やり方が社内外に明確に提示されており、
それを徹底し、文化にし、成長市場で戦いを続ける。
強いわけだクール

2023年15冊目  
期間:2023年7月1日~7月10日
題名:キーエンス解剖 最強企業のメカニズム
著者:西岡 杏
出版:日経BP (2022/12/22)
内容(「BOOK」データベースより) Amazon: 683位本
営業利益率は脅威の55%超──。
売上高は1兆円に満たないながらも日本の時価総額ランキングで第3位に入るのがキーエンスだ。
日本を支えてきた製造業の弱体化が指摘される中、
なぜキーエンスはこれだけの結果を残せるのか。
その神髄は顧客の心をつかむ営業や商品開発、人材育成の仕組みにある。
外部にほとんど明かされないキーエンスの正体に日経ビジネス記者が迫る。


●気になったフレーズ
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券の小宮知希シニアアナリストの試算によると、
 キーエンスの社員一人当たり売上高は8710万円(22年3月期)
 ⇒粗利率は8割を目安とあるので、粗利で約7千万円/人年
  平均の給料が年間で2千万円を超えるのは当然ですねびっくり

・電話は1日当たり30件~80件。
 ⇒外出先が5件/日以上ないと許可が出ない、商談から5分以内での報告書、等々
  営業の厳しい管理項目が続く...
  すぐに電話かかってくるわけだね大笑い

・キーエンスの商品開発では、売り上げから原価を引いた「粗利」を
 8割にすることを目安にしている
 ⇒粗利8割で売れる商品性と売ってくる営業力が強さの秘訣

・「市場規模が1000億円で、3割のシェアを目指します。
  年間300億円の売り上げになります」という説明はご法度
 ⇒これ承認者を惑わす企画側の都合のいい説明…
  この説明をバシッと却下できる人が少ない気がする...

・監査を担当するチームは、定期的に抜き打ちで現場を見て回る
 ⇒営業担当の報告に虚偽の申請がないか監査するとのこと。
  徹底している…
  ここまでやってモチベーションが高さを維持できるのは、
  ここの意識の差なのか、給料の差なのか…ぽっ

・「効果がないと判断したら、きちんとやめる文化がある」
 ⇒やる判断よりも、やめる判断の方が難しい。
  やめる判断は責任が非常に重くなり、それなりの勇気や覚悟が必要。
  やめる判断ができる人は少ない

・過去から使ってきた仕組みをそのままにはせず、
 本質を考えながら改善点を考える
 ⇒これ”言うは易く行うは難し”。
  徹底的に実施し、文化としてしみ込んでいるキーエンスの強さの一つなんでしょうね。

・利益が上がらない、すなわち社員に対して付加価値の低い仕事しか与えられないのは、
 事業家として最悪です
 ⇒”利益が上がらない”仕事しか与えてない気がする。
  経営側の問題なんでしょうね。もっと頑張らねばぽっ

・例えば自動釣銭機のメンテナンス用に、ほこりなどを取る綿棒を
 定期的に本部に発注する店舗は故障が少ないといった具合だ。
 ⇒これこそデータドリブン。
  データの掛け算で見えてくることはたくさんあるはず。

若いころにこのキーエンスを知っていたら入ろうとしたか、
入れたとして続けて行けたかなと、
これまでの会社人生がぬるかったのかもなと思いながら完読。
今後の会社人生で、徹底させること、文化とすることをやり遂げたいと改めて感じたぽっ
 
次これ。さらにキーエンスを学んでみたい。


夏休みに家族三人で台湾旅行を計画中。
3人1室の部屋を予約したら、ベッドはキングサイズ1台のみとのこと。
やってしまった・・・しょんぼり
ツイン+エキストラベットを依頼中だが…
だめだったら、ソファーで3泊なので何とかしてほしい…ぽっ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.07.16 12:00:08
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X