テーマ:音楽のクラブ活動(534)
カテゴリ:ハイドン弦楽四重奏
チェロの松本ゆりこ先生にみていただきました。
午前中同じ場所でクラ5の弦練習を行っていたのですが、終わったあとみんなでお昼を食べに出かけ、さらに、午後の眠気を覚ますためにとコーヒーを買って戻ってきたところ、なんと、すでに先生がドアの外で待っていらっしゃいました!! 13:30開始と思いのんびりしていたら、なんと先生には13時開始とメールしていたようでした・・・(汗) 大慌てで楽器を出し、スタンバイしました。松本先生、本当に申し訳ありませんでした!! 1楽章は、まず、冒頭の4小節間を丁寧にみていただきました。 特に、最初の「ソ、ミーファレド」は、ハーモニーを感じられるように響かせたり、最後のドの音の強さ・スピード・音の方向性をご指導いただきました。この4小節間だけでもやることがたくさんです! また、楽章の途中で出てくるsfが無意識に弱くなってしまっているところ、第1ヴァイオリン、ヴィオラ及びチェロの3本でtrの入るモチーフを繰り返す部分のtrのタイミングを揃えたり、要所要所のアーティキュレーションなど、自分たちではやり過ごしてしまっていたたくさんの点をご指摘いただきました。 2 楽章は各楽器がかわるがわるテーマを演奏する変奏曲となっていますが、それぞれのバリエーションが効果的に聴かせられるよう、音量のバランス、特に抑えた方がいいポイント、クライマックスに向けたcresc.をどうしたらよいかなど、曲作りのアドバイスをいただきました。 Var.Iは第2ヴァイオリンのテーマの上で、第1ヴァイオリンが16分音符のオブリガートを弾く2重奏です。第1ヴァイオリン(私)は非常に難しく、なかなか納得いくように弾けないのですが、第2ヴァイオリンのテーマにちょっと合わせ過ぎであり、また、ところどころ(特に難しいところ)を慌ててしまっているとのご指摘を受けました。なるほど、確かに落ち着いて弾いてみると、実はもっとたっぷり弾いてもよかったということに気付きました。第2ヴァイオリンのテーマに合わせ過ぎないという感じも少しわかったように思いますが、もう少し練習(慣れ?)が必要そうです。頑張らねば!! 3楽章は3拍子感が足りなかったようです。メロディーも裏打ちも。 1拍目の強拍をもう少し出すのと、裏打ちを軽目にすることで、だいぶ改善されたと思います。 4楽章は、まず、冒頭のザッツの出し方を先生に相談しました。4楽章は、パート譜では4/4、スコアでは2/2と記載されており、実際弾く時には2/2で感じながら弾いています。しかし、ザッツを出す時は4/4と2/2のどちらでカウントして出すべきか、迷っていました。 2/2で出し、呼吸は出だしの音のスピードに合わせ、速い呼吸にした方がいいとのことでした。以前の練習で、2/2で出したらテンポ感の共有ができなかったことがありましたが、それは呼吸のスピードが遅かったのが要因だったようです。 最初の方のf、pが繰り返される部分はもっとメリハリをつけた方がいいとのことでした。 3連音符の速いパッセージが第1ヴァイオリンを中心に必ずどこかのパートがやっていますが、そこは弾き過ぎの傾向があるようです。弓をタイトに使った方がいいのと、また、和声が変わるところを意識して、ポイントの音を聴かせるような弾き方をする必要があるようです。 先生にみていただいたおかげで、だいぶ全体的に締まった演奏になってきたと思います。 次回は、今日教えていただいたことを消化すべく、練習したいと思います。 (Vn: K.N. 記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 16, 2011 11:33:19 AM
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