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カテゴリ:よしなしごと
昨日、ドイツから絵葉書が届いた。 文面には何と先週のFIFAワールドカップ オーストラリア戦を出張先の招待で観戦した、と書いてあるではないか。 今日の記事で書きたかったのはこの件ではなく、絵葉書の図柄「ローレライ」についてだ。もちろん有名なライン川の伝説なのでほとんどの人は知っていると思うが、先日、フルートのデュエット曲集を二人で吹いているとき、たまたま「ローレライ」が出てきて、「この歌 知っているよね?」と訊いたら、「知らない」というではないか。 この曲は確か小学校で習ったような記憶があるが、今は(と言ってもその人はそれほど若くはないが)もうこの曲は小学校の音楽では歌われないのだろうか? 音楽って、その曲を知っているというだけではなく、その背景にある歴史や物語を一緒に伝えてくれる。そういう一面も持っていると思う。 たまたま自分の記憶に残った曲というだけかもしれないが、誰もが知っていて当然と思っていた曲を知らない人がいたことにちょっと驚いてしまった。でも考えてみれば、同時代でも教科書によって出てくる曲は違うだろうし、知っていて"当然!"と思った私のほうがおかしいともいえる。 結局、「何故かは知らねど心詫びて」しまったのだった。 6月19日 月曜日 曇りのち晴れお気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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