アンサンブル・ソリテュード／フルートとギターのための

昨夜、娘が会社から帰ってくるなり｢お腹が痛い｣と言ってすぐに横になってしまった。
しばらくするとものすごく痛そうに苦しんでいる。何時になく苦しそうで、「救急車を呼ぶか？」と訊くと、「ウン」という。
それから病院めぐりの長い一日が始まった。

夜10時過ぎ、まずは119番して救急車を呼んで、隣市の救急病院に連れて行ってもらった。そこでの応急処置で一時小康を得て家に帰ってきたが、小1時間ほどするとまたひどく痛み出したようだ。同じ病院に電話してみたが、専門医がいないので これ以上の検査も治療もできない、と断られてしまった。

仕方がないのでもう一度119番し、救急車は呼ばずに救急病院の紹介を受け、自分の車で連れて行ったのが深夜12時過ぎ。診察と治療で3時間位かかったが、結局応急処置（痛み止め）だけしかできないようだった。
しかたなく一旦家に帰って、少し休むことにしたのが朝の4時頃。娘の容態はほとんどよくなっていず、かなり苦しそうだ。

翌朝、10時頃再び病院に連れて行き、きちんとした検査 と診断をしてもらうことにした。
が、受付してから名前が呼ばれるまで4時間近くが経過していた。診察してもらえたのはさらに30分くらい経ってからだ。
診察の後、採血とエコー撮影して再び診察。結局、処方箋をもらって家に帰ってこれたのは夕方5時半を回っていた。
待っている間、娘は腹痛で苦しみ、時々貧血を起こしているようだった。
病気の時には病院には行けないのではないか？と思ってしまった。

幸か不幸か、我が家ではこれまで深夜に病院のお世話になる必要もなく過ごしてこれた。救急車もこれまで一度も利用したことがなかった。
今回のことで今更ながらいろいろな新しい経験をさせてもらった。

しかし、こんな騒動の中でもフルートアンサンブルのレッスンにはぎりぎり間に合ったので、行ってきた。後、30分病院が長引いたら諦めるところだったが。

幸い、治療と薬が効いたようで、今は落ち着いているようだ。ヤレヤレ！

７月２０日 木曜日 曇り