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2010.07.09
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カテゴリ:写真・カメラ

この間、自分が今までに購入してきたカメラバックの類を数え始めたら、あまりの数に気分が悪くなり、途中で考えるのをやめました。ただ、その時その時で、他の物でなく「それ」でなければならなかった理由があり、それは今でも正確に思い出すことができます。

もっとも、自分がカメラグッズを企画するようになると目線も変わる訳で、慣れ親しんだ機材でも、今になって初めて見えてきた部分が色々あったりします。今日は、高品位なカメラバッグを少量生産しているメーカーとして知られるFOGG(フォグ)のお話。

 
 (FOGG b-laika)

FOGGを見て、イギリスのトラッドなカメラバッグメーカー・Billingham(ビリンガム)とテイストが似ていると思った人はなかなか鋭くて、FOGGはもともとBillinghamで職人をやっていた人物が独立して立ち上げたブランドになります。

出自はどちらもイギリスですが、柔らかなラインや、マチ幅に余裕を持たせたポケットなど「ゆったり感」が持ち味のBillinghamと比較して、直線的なラインを多用し計算ずくでサイズを決定しているFOGGは、よりイギリスらしい生真面目さが垣間見えます(現在の拠点はフランス)。

その辺りは素材の選定にも現れていて、Billinghamが撥水性・防水性・軽量化などを考慮して積極的に新素材を取り入れ、トラディショナルでおとなしい見た目に反して意外とヘビーデューティーに仕上がっているのに対し、FOGGは手や目に触れるところにキャンパス生地や高品質のオイルレザー、リネンなどオーガニックな素材を配する事にこだわり、感覚に訴える部分を大切にした物作りに徹しています。

この違いの受け取り方は使う人の好みと用途によるので、どちらが良い悪いという話ではありませんが、風合いや素材の感触が物欲のトリガーになるエンゾーの場合、Billinghamとの比較ではFOGGに気持ちが傾いてしまうのでした。

    
    (Billinghamの定番中の定番・ハドレー。これしか使わない人も多数)

さて、FOGGのバッグには「Diva(歌姫)」「Cello(チェロ)」「Viola(ヴィオラ)」「e-flat(e-フラット)」など、音楽や楽器にちなんだ優雅な名前が付けられています。が、エンゾーが所有する「b-Laika(ビー・ライカ)」だけは例外で、音楽用語なのかどうかがはっきりしません。もっぱらライカ用のケースとして紹介されることが多いので、てっきりスペルも「Leica」だろうと思い込みがちですが、実際には「Laika」という謎の表記になっています。

とはいえ、やはり構造はライカに最適化されていて、メイン気室のマチ幅はM型ライカの高さに合わせてあります。ライカのベースプレートをラピッドワインダーに換装したり、アクセサリーシューに外付けファインダーを取り付けたりしない限り、どんなレンズを付けようと変化しないのが本体の高さです。全高とバッグの奥行きを等しくし、レンズを下もしくは横に向けた状態でカメラを収納することで、単にカメラを取り出しやすくするだけでなく、体からバッグがゴロンと飛び出さないミニマムパッケージを実現できます。

実際、出来るだけ奥行きを薄くしたいという意図が垣間見える、本家ライカの純正システムバッグやBillinghamの定番「ハドレー」なども同じ方法論で作られていて、この考え方に普遍性があることが窺い知れます。間もなくユリシーズからリリースされる予定のカメラバッグ『ボルセッタ』は交換レンズを収納することを念頭に置いていませんが、その次に作るであろうバッグは「レンズつきカメラ+1本」が収まるように作ろうと思っているので、おそらく同じ仕組みを取り入れることになると思います。


FOGGのバッグで最も感動するのは、インナーの丁寧な造りです。目の細かいリネンのパーテーションは風合い・手触りともに素晴らしく、仕切れればそれで良いといった大雑把な考えは微塵もありません。

また、内部を三分割するための大きなパーテーションとは別に、小さな革製のツマミが付いた正方形のパーテーションがあり、これが泣かせます。どういうことかと言うと、気室を左右だけでなく上下に分割できるのです。
パーテーションで区切られた小部屋にレンズやパーツを収納する際、物によっては、一つのパートを占有するのがもったいないくらい小さいこともありますが、そんな場合にスペース効率を上げるため、重ね置きができるよう、上下方向にも仕切れるようになっているわけです。
こういうインナーを用意する細やかさが、FOGGのFOGGたる所以と言えます。

ちなみに、「b-Laika」のインナーはキャンパス生地の本体に縫い付けてあり、取り外せるようにはなっていません。ここがDOMKEやBillinghamと違う点で、むしろCrumpler(クランプラー)あたりに近い造りです。
ここは好みの分かれるところですが、インナーの緩衝材が分厚いCrumplerと違い、機能を損なわない程度に適度な薄さなので、見た目の体積と内容量が乖離することもなく、使い心地は上々です。よって、外せなくても問題を感じることはありません。

現在、本国から日本に入ってきているモデルは全ラインナップの半分以下で、本当はまだまだバリエーションが豊富なのですが、上から下まで見る限り、FOGGは小型のモデルにこそ妙味がありそうです。正直なかなか良いお値段がしますが、ライカやマイクロフォーサーズのお供にはベストな選択肢の一つと言ってもいいかと思います。

個人的には「b-major」もしくは「forte」辺りが欲しいなあと思っていますが、日本に年間で50個くらいしか入ってこない上に恐ろしく高価なので、手が出ないまま終わりそうな気配が濃厚です(^_^;。






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Last updated  2010.07.10 20:35:51
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エンゾー@ Re[1]:「転送コム」というもの(07/06) まさかこの古い記事に書き込みいただける…
うわ~!@ Re:「転送コム」というもの(07/06) 懐かしい! この会社で働いてました(笑) N…
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