|
カテゴリ:読み物
「お腹が重い~」と言いながら横になっている時間が結構あるので、寝転がってよく本を読んでいます。
先週読んだ本はこれ。 東京タワー 2007年春に映画が公開されるそうで、ロケ地は宮城県・栗原市。 地方紙に大きく取り上げられていたので、「映画が公開される前に読んでおかないと」と借りてきました。 サブタイトル「オカンとボクと、時々、オトン」の通り、主に母親との交流を描いた自伝小説です。 私も「母」なので、オカンの立場に立って読み進めました。 なので、中盤の主人公の自堕落振りには思わず「しゃんとしなさいよ、しゃんと!!」と喝を入れたくなりました(笑 多分、本を読んだ多くの人がそうであったように、物語のクライマックスでは泣きながら読みました。 私は祖母を癌で亡くしていて、その時の事がよみがえってとてもリアルで。 本の舞台は九州なんですが、何でロケ地は宮城県なんだろう? 栗原市は行った事があるので、知っている場所とかが出てきたら嬉しいなぁ。 映画の完成が楽しみです。 もう1冊はこちら。 犯人に告ぐ 何となく借りてきた1冊で、著者の雫井脩介さんの初読み本となりました。 面白かったです。 TV局と手を組んだ公開捜査の話なのですが、様々な思惑が交錯して話の幅を広げています。 主人公が50代の男性だったので、何となく著者もそのくらいか、と思っていたらまだ30代の人です。 今後が楽しみ。 他にも何冊か書いておられるようなので追っかけて読んでみたいと思います。 これから読む予定の本は ICO(イコ) 半島を出よ(上)(下) 事故係生稲昇太の多感 「ico」はPS2のゲームノベライズだそうです。 かなり話題になったゲームだそうですが、全然知らなかったなぁ。 本を借りてきた事でゲームそのものを知りたくなってHPを観ましたが、ゲームのCMも見覚えなし。 TVも余り観ていないからしょうがないか。 私的には「宮部さんの本にハズレはない」ので、きっと楽しむ読めると思います。 「半島を出よ」は刊行当時から気になっていた本です。 話題になりましたよね。 最近きな臭い話が多く、先日新聞にも政府広告で「テロへの心構え」が掲載されていました。 多分、もはや他人事ではないのだと思います。 「かなりリアル」という評判なので、心して読みたいと思います。 最後の「事故係生稲昇太の多感」は、「脳男」を書いた首藤瓜於さんの本。 リンク仲間のなほまるさんが「脳男」を借りたと日記に書いておられたので、久しぶりに借りてみました。 「脳男」は確かに読んだ記憶があるのですが(タイトルにインパクトがあるから)話の筋が~よく思い出せない~(泣) もう1回読むのは癪なので(?)「脳男」はなほまるさんの感想を読んで思い出す事にして、私は未読本に挑戦です。 日本列島、残暑が厳しいようですが、宮城県はこのところ日中の最高気温が26~27℃とまぁしのぎやすい温度です。 動くと暑いので、ごろごろしながら「夏の読書」を楽しんでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読み物] カテゴリの最新記事
|