525220 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

宮木京子の さらさら散文

宮木京子の さらさら散文

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

宮木 京子

宮木 京子

Calendar

Headline News

Comments

宮木 京子@ Re[1]:コロナ、コロナ、コロナ。(04/14) ぱーむでいるさんへ お久しぶりです~!…
王島将春@ Re:コロナ、コロナ、コロナ。(04/14) はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
ぱーむでいる@ Re:コロナ、コロナ、コロナ。(04/14) こんにちは、ハンドルネームは違いますが …
やまさん12y3@ Re:幸せになるための小さな習慣(06/29) はじめまして。 やまさんといいます。 200…
宮木 京子@ Re[1]:受験シーズンに思う(01/28) ぱーむでいるさん お久しぶりです~!!そ…

Archives

2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月

Freepage List

Category

2013年01月17日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
正月帰省の際に、高校時代の同級生と会ってきました。

この同級生とは、昨年の6月頃、ネット上で再会し、その後もネット上でやり取りをして再会、という運びになったのですが、なかなか、楽しいです。

何が楽しいって、自分の「記憶」の在り方が。


どういうわけか、私は他の年代と比べて高校時代の記憶が薄いのです。

2年くらい前かな、ある本を読んでて「そういえば私の高校生時代ってどんなだっただろう?」と思い返してみたら、ほとんど何も浮かんでこなくて、ギョッとしました。

「もしかして私、高校生の頃イジメとか受けててその頃の記憶をなくしてる?!」
と疑ってしまったほどの、スカスカぶり。

実際は、いじめとかそういうドラマさえもなかったくらいの、平穏無事な3年間で、なんでこんなに忘れているのかよく分からないのですが・・・。

その「スカスカ」が元同級生との交流で随分埋まってきています。


最初、その同級生の事もすっかり忘れていて、誰だか全然分かりませんでした。
再会の場所は、ソーシャルネットワークサービスで、相手は顔写真も登録していたのですが、見ても全然ピンと来ない。

思い出したきっかけは、名前でした。
それも、「読み」ではなくて、「漢字」。

「あれ、この漢字を使った名前の人、確か知り合いにいたような・・・。いたいた!あの人だ!!」
という具合。

その後も、他の同級生の名前が色々上がって、相手はカタカナ表記で書いてくるのを、漢字に変換することによって思い出しました。

面白い。私って漢字で覚えるんだ!

新たな発見でした。
でも、確かに、音で聞いただけではちゃんと記憶に残らないのですよ、普段から。
漢字で記憶したほうが覚えやすいし、ど忘れした時に漢字を思い浮かべていることにも気づきました。


それから、思い出すのにかかる時間。

メールを読んだ時には全く思い出せなくても、2~3日かけて思い出すことができて、これも驚き。
別に、ずっとメールの内容を反復しているわけではないのに、2~3日くらいでふっと思い出すのです。

これまで、対面して会話する中で昔話になって、「え~それ覚えてないよ~」ということもあったと思うのですが、その事を数日して思い出すなんて、なかったんだけどなぁ。

メールなので、返事を返すまで時間が有り、それが記憶をいい具合に刺激をするのか?

そんな調子で、自分でもびっくりするくらい、沢山の人や出来事を思い出しました。


その過程で、「人は記憶を改ざんする」事も体感しました。

元同級生とは、2年と3年で同じクラスだったのですが、「2年の頃から知ってたけど3年で初めて同じクラスになった」と思い込んでいた!

確かに確かに、2年の時の担任も同じで、その時にクラスで起こった「事件」も記憶にあるのに、なんで確信を持ってそう思い込んでいたのか?!
よくわからないなぁ~(苦笑)


お正月に再会して、実は小学校~高校までご近所に住んでいたことが分かり、中学校は別だったものの、小学校は時期をずらして在籍していたことも分かりました。
これも予想外で、楽しい驚きでした。



この元同級生とは、共通の友人を通して顔見知りではあったけど、当時は「別世界の人」で、高校在学中にいったい何語言葉を交わしたか?というくらいの付き合いだったのです。

それが、今になってこんな形で交流するようになるなんて!
当時の私が知ったら、驚いて腰抜かすかも~(笑)なくらい意外な展開です。



ところで、忘れていた事を思い出す時、私の場合、まず場面が思い浮かんで、「そうならこういうことになったんじゃない?」と推論すると、まさにその先の場面が思い浮かんで・・・・という感じで記憶の再生が進むんですが、これって一般的なんでしょうか?

表層に近いところにある記憶だと、そのものがすんなり一連の流れで思い浮かぶんですが、底のほうにある記憶だと、スムーズじゃないんですよねー。

1つ思い出し、推理し、次に進む、みたいな感じ。

そのせいで、これは記憶なのか、想像なのか、区別がつかなくなって混乱することもあります。
でも、まるで物語を追うような臨場感があって、自分の記憶なのに、別物みたいに面白い。



とおーい記憶を思い出す時、他の方はどんな風なんでしょうねぇ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013年01月17日 21時39分45秒
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.