1月の読書メモ/大雪
久し振りの大雪で寒いです!さすがに、一日の最高気温がマイナス表示なんて、あまり無いので、堪える~。この寒い中、明日はミニバスの「新人戦」。朝は8時半に集合で、終わるのは18時ごろ。ずっと、冷蔵庫のように冷える体育館に缶詰になります。ひえ~冗談ではなく、本当にカチカチになりそうです。で、子供達はこの極寒の中、半袖姿で動き回るんです~。あさって、熱出して寝込まなきゃいいけど。カイロと、湯たんぽのモー子は必帯。生姜湯とか、用意しようかな・・・。さて、読書メモ。先月は、恩田陸さんに終始しました。「MAZE」以外は再読です。この世界観に嵌ると浸ってしまいます。2010年1月の読書メーター読んだ本の数:5冊読んだページ数:1457ページ■黄昏の百合の骨 (Mephisto Club)祖母が亡くなり、幼少時代に過ごしたその家に帰る理瀬。その家には2人の伯母と祖母の残した秘密が待っていた。誰もが誰かを欺いていて、たくさんの謎と不穏な雰囲気の漂う百合の館。理瀬の魅力全開であっという間に読んでしまいました。現実になさそうで在りそうな、舞台設定が面白い。読了日:01月26日 著者:恩田 陸http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4685077■麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ)湿原の中に立つ全寮制の学校。様々な事情を抱えた金持ちの子弟ばかりが集まり、それ故にかここでは苗字は隠され皆名前で呼び合う。入学は3月だけ、だけど頻繁に、唐突に転向していく生徒たち。謎めいた学校に異例の2月の転校生がやってくる・・・。健全なはずの学校内で、殺人は起こるは、薬物は出るは、本当に何でもありの正に「王国」。たくさんの謎と、友情と、残酷な現実。閉ざされた特殊な環境の学園、というのは、ミステリーの「閉ざされた館もの」よ似たような魅力がある。読了日:01月25日 著者:恩田 陸http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4678169■Presents12個のプレゼントの話。物や思いや気持ち、12種類のシチュエーションとドラマ。プレゼントの話なので、どれも読後にほわっとした気持ちになる暖かな本でした。読了日:01月20日 著者:角田 光代,松尾 たいこhttp://book.akahoshitakuya.com/cmt/4595450■クレオパトラの夢再読。「MAZE]を読んで、恵弥ものを読みたくなり借りてきた。夢の話なんだけど、リアリティがあって、最初に読んだ時にはぞっとした。それにしても、今作恵弥は更におばさん化して(実際に扮装もする)端正な容姿でこの行動はどうよ?上手く想像できないぞ、と思った。是非この主人公で新作が読みたい。読了日:01月18日 著者:恩田 陸http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4566461■MAZE (双葉文庫)中に入った人が消えてしまう、と言ういわく付きの白い遺跡。調査隊の一人として連れてこられた満。この建物の正体は何か?探るうちに起こる奇怪な現象、何かを抱える登場人物たち。幾つもの謎を散りばめながら物語りは進む。「在り得ない世界」を堪能しました。恵弥のキャラクターが面白い。読了日:01月17日 著者:恩田 陸http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4543273▼読書メーターhttp://book.akahoshitakuya.com/1月は割りと読んだような気がしたんですが、蓋を開けてみればたった5冊です。今読んでる本も1月から繰り越している本で、2月も少なめで終わりそう。こうして記録をつけていると、「もっと読まなきゃ!」って気になりますが、私ペースで、楽しみ優先の読書でいいかと思います。と言うか・・・読書にかまけている場合ではなかったりするし(苦笑)