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カテゴリ:食関係
筍が出回り始めた。
12-13センチの小さな筍。まだ殆ど地上に出ていない状態での収穫だ。土が少~し盛り上がって見えるところを見つけ、ちょっと離れたところから掘りすすむ。掘りたてをいただくのが究極の旬の味。)))まさに鮮度が命の山の幸である。 掘りたての筍を、すぐにホックリ焼いて・・・・いつぞやのビールのCMじゃないけど、一度はやってみたい!!(堀たてをいただいて、何度かチャレンジしたことがあるのですが、やっぱりエグみがあって・・・なかなかムズカシイ・・・) 季刊誌『四季の味』のコラムに、「筍がイネ科・・・」という下りを見つけた。 「なぬっ!?」 あまりに意外だったので、ちょいと調べてみた。 被子植物でイネ科。イネ科には、600もの属(イネ科●●属)、1万種もの植物がふくまれるというから、ある意味大枠の科のようだが、筍がイネ科なら当然タケもイネ科ということになる。(イネ科タケ亜科というらしい。マダケ、孟宗竹、ハチク全て、タケ亜科のマダケ属)ちなみに、同じく今が旬で地下茎で増えていくアスパラガスも筍の仲間では??と思ったが、アスパラガスはユリ科。 筍には、タンパク質(チロシン)、炭水化物、カリウム、亜鉛、銅、マンガン、VB1,VB2,VB12等々・・・が含まれ、実はなかなか栄養価の高い食材のようだ。 筍を茹でたとき節の間にでる白いもの。 洗い流してはもったいない。あれこそがアミノ酸の一種「チロシン」の結晶だそうだ。 チロシンは、脳を活性化させやる気や集中力に関係するドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の原料となる。今旬の筍をしっかり食べて「チロシン」を補給しておくと、五月病も軽減できるかも。 旬のものには、折々の季節に対応できる栄養成分が含まれているものが多いというが、納得納得。 さーて、今日のタケノコは・・・・ 照り焼き也! パパッと山椒を振って、いただきマス。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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