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epice de la vie

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2009.04.10
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カテゴリ:映画&TV談
中国料理がテーマの映画と聞いて、いてもたまらず見に行った。

金沢の漁師町にある小さな中国料理店「小上海飯店」。料理人の王さん(藤竜也)は、仕込みから何から、この店の料理全てをひとりでこなしている。

いきなりですが、こういう店は、美味しいだろうなあ)))。だって、この王さんが食材を選び、包丁で刻み、鍋を振り・・・全ての行程に携わっているのだから。
見習いが沢山いるようなお店だと、お昼の定食などは、料理長が鍋を振ってるとは限らない。
特に中国料理は、お玉のさじ加減等々はもちろん、それから鍋の振り、お玉さばきが生み出す+αの味がある。これらが火と油との共演とあいまって、食感や味にグッと差のでる料理なのだ。いくらレシピ通りに作ってもマネのできない所以・・・コレよコレ。

最初は勤め先のデパートへの出品依頼の営業に訪れた貴子(中谷美紀)も、王さんの料理の虜になってしまい、毎日通うようになってしまう。

ココの定食の内容がいい(!)。肉料理がメーンの「山定食」と、海鮮料理がメーンの「海定食」があって、野菜もたっぷりで、ちゃんと出汁を取ったスープが付く。これなら毎日食べられそう・・・。ちょっとボリュームがあっても、素材とバランスがよい食事はお腹にももたれないことを、常々実感するワタクシ。定食の様子が次々とスクリーンに映されると「ああ・・・こんな店が近所にあったらなぁ)))」と、しみじみ思い、この店の常連と多いに気持ちを重ねるのでアリマシタ。

ある日、脳梗塞で倒れた王さんは、後遺症でお店が続けられない状態に・・・。貴子は、王さんに弟子入りし、王さんの味を受け継ぐことを決意するが・・・・・。

・・・というストーリー展開を知らされたら、そりゃあ料理修業のシーンに期待するでしょ。

ましてや、この映画の料理指導をした茂木手章さんは、キャリア45年の名点心師である。
点心は独立した専門職とされる技術。実は、私も、その茂木手さんの「差し替えの手」が、密かな楽しみであったのだが、この部分への期待は、少々ハズレであった。
ジュッ!という高温の鍋の音と共に映し出されるのは、料理や手さばきではなく名優の藤竜也であり中谷美紀のお顔のどアップなのでした(涙)。

・・・ということで、料理人の方々からすると、諸々かなり突っ込まれそうな映画なのかも知れませんが、「秘伝」「技を盗む」なんて言葉が最もしっかり根付いていそうな中国料理界、ここは、あしからず・・・ということか。

紹興酒の町、紹興でのシーンには、昨今の中国関連ニュースに辟易しているヒトも、中国へ旅したくなるかも!? 








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Last updated  2009.06.03 22:13:54
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