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「鳥籠荘の今日も眠たい住人達」1巻~6巻(全6巻)を2週間もかけてようやく読み終えた。疲れた…小説を読むのに疲れるというのも珍しい。ライトノベルだが結構重い話である。色々な狂人が登場する物語なのだけど笑えるのかと思いきやそうでもなかった。読んでみたらイメージと随分違った。
6巻の外伝(?)でダンピール(Dhampir)という言葉が出てきた。ダンピールと言えば菊地秀行の「吸血鬼ハンターD」が有名だと思うのだが、この言葉、吸血鬼ハンターDシリーズ以外の小説で聞いたことがなかったのですっかり菊地秀行の作った造語だと思っていたのでけど今日初めて違うことに気づいた。何年勘違いしていたのだろう…10年以上になるか…。今はインターネットで色々調べられるのだけど、当時は辞書に載っていない単語は解らない。そう思うとやっぱり今の時代は便利である。ちなみにダンピールとは、吸血鬼と人間のハーフのことである。 さて、ということでまた図書館に行こうと思うのだけど今度は何を借りようか…。今度こそ源氏物語を読破しようか…いや、何度も挫折しているしなぁ…。だって面白いと感じないのだからしようが無い。どこが面白いのだろう?やっぱある程度は先まで読まないと面白みが解らないのだろうか。平安文学で今のところ一番面白いのは落窪物語だと思っているだけど、俺だけだろうか。スリルがあって楽しいではないか。まあ、平安文学は物語が少ないので選択肢が殆ど無いのだが…。 それとも「人間失格」でも読もうか。実は今までちゃんと読んだことがないのだ。日本文学の基本だろう。今なら理解できるかもしれない。 それとも久々に哲学書でも読もうか。啓蒙にはもってこいである。 など等色々考えながら図書館に向かったのだが、動物病院で薬を貰ってこないといけないし、息子を迎えにもいかなければならないので吟味している時間は無かった。 洋書の棚を見ていたら「イエスのDNA」という本のタイトルに目が向いた。おお、反宗教的な内容か?と思い手に取ると放送で「閉館間際はこみあいます…」と言う具合の放送が流れたので中身も確認せずに借りることに。動物病院に寄り、息子を迎えにいって家についてちょこっとだけ読んでみたのだけど、結構面白そうだ。今晩は読書の日になりそうである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月24日 19時41分30秒
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