平成のちり紙交換
20個の新聞の塊が10個のトイレットペーパーに新聞は子どもの時からずっと朝日。それでも住む場所によって、サービスは全然違うと、今の家に越してきてから知った。今住んでいる街のASA(アサヒ・サービス・アンカー=朝日新聞販売店)は最高だ。購読を続ければ自動的にゴールド会員扱いとなり、3カ月に1度、トイレットペーパーとティッシュペーパーの詰め合わせとか、サラダ油などから好きなものをプレゼントしてもらえる。ほかには月に1回、プロ野球や歌舞伎、テーマパークなどの入場券をもらえるチャンスもある。そして、極めつけは、月に1度の古紙回収。燃えるゴミの日に古新聞を捨てなくても、トイレットペーパーに交換してもらえるのだ。今まで住んできた街のASAは、これらのサービスは何ひとつなかった。いったい、どうなっているのだろう?全国一律の購読料で、無視できないほどの格差がある。数ヶ月、半年ところころ購読新聞を変えているいるお宅はいろんな粗品などもらえるのに、浮気せず同じ新聞を購読している家庭に特典がないほうがおかしかったのだ。中でも、ゴミが減って、わずかながらもリサイクルに協力できる古紙のトイレットペーパー交換は特に楽しみで、しょっちゅう交換したかったのに、「そのうち読むから」と捨てさせてもらえなかった。しかし、2年半前も同じ台詞を口にしていたにも関わらず、この家に運搬して、ここのASAでちり紙交換してもらったことを忘れたとは言わせないよー。結局、引っ越しを目前に処分することとなった。貯めも貯めたり、ストッカー20個分の朝日新聞。うちには1階と2階、トイレが2つあるが、2階のほうは新聞倉庫になっていて、長らくトイレとして使用できなかったほどなのだ。朝、玄関前に出しておいたが、帰宅後にそれが10個のトイレットペーパーに変身していた時の喜びと言ったら・・・。家の中に空間ができたよ~。タリラリラーン♪ああそうそう、今ドキは「ちり紙交換」なんて呼ばないみたい。そもそも、ちり紙自体が死語というか、死商品だから。