プレゼン コンシェルジュ　「NOVO先生の辛口ごよみ」

平日の午後でこの行列


分断してさらに長蛇の列


宮崎県アンテナショップに相乗効果

1.　年明けから新宿駅のホームで、ある箱が入ったビニール袋を持っている人をよく見かけた。
2.　フリーペーパー「メトロミニッツ」で“日本初上陸の新食感のドーナツ屋がオープン”という記事を見かけた。
3.　友人から「早朝の出張の際、並んで買ってみた」という話を聞いた。

これらの話を総合してやっとわかった。皆が新宿駅で手にしているのは「クリスピー・クリーミー」というアメリカのドーナツ店の各種が入ったお持ち帰りセットらしい。
（ http://www.krispykreme.jp/index.html　）

先週仕事で新宿サザンテラスに出かけた際、やっとそのドーナツ騒ぎを目にした。店舗の前はディズニーランドのアトラクションのごとくロープで列が作ってあるし、「ここからあと○時間○分待ち」の案内が出ている。そこにも並びきれない客は、高島屋に向かう橋の上で列をつくる。新宿勤務の人に聞いた話では、毎日警備員が2人張り付きで、2時間待ちは当たり前だそうだ。

新しくて、おいしいものならイの一番に試してみたい私だが、ドーナツごときに2時間以上並ぶほどヒマでもない。昨年テレビで報道していたが、台湾に日本のミスタードーナツができた時、「台湾のドーナツと全然違う、すごくおいしい」ということで地元市民が4時間も5時間も並んで買っていた。日本では店はそこかしこにあって、一つ100円くらい。待っても５分で買えるものだ。それを考えるとクリスピー・クリーミーもそれに似た騒ぎなのかもしれないと思った。

どうしても食べてみたくなったら学生さんにバイト代払って並んでもらおう。いや、すでに並んでいるお客さんで学生そうな若者をつかまえて、「一緒に買ってくれたら、○円あげる。買って出てきたら携帯に電話して」と頼んで近所で仕事しているという策まで思いついてしまった。それならいっそ、アメリカならあちこちにあるクリスピー・クリーミーに食べに行ったほうが早いかもしれない。

サザンテラスには広島県と宮崎県のアンテナショップもあるので、帰りにのぞいてみた。
宮崎県の「新宿みやざき館KONNEは」（ http://www.konne.jp/ ）、クリスピー・クリーミーほどではないもののかなりのお客さんで混み合っていた。
特にニュースで知事が表敬訪問の際おみやげに持参して何度も目にしていた「地鶏の炭焼き」（420円）は飛ぶように売れていた。すごいなあ、さすが東国原知事効果。
広島県のショップ「ひろしまゆめテラス」（ http://www.pref.hiroshima.jp/tokyo/ ）もガンバレー!!ここではイカ天ほかお好み焼きの材料も手に入るよ。