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元小学校 ツタのからまる校舎 子どもたちが群がる模型展示 由緒ある学校内 郵便物を投函しにポストに行こうとしたら、何やら人がわさわさしている。振り返ってみたら、町内の岩倉高校の文化祭をやっているようだった。岩倉高校は全国でも珍しい鉄道従業者育成学校のような男子校で、上野駅入谷口の目の前にある。現在、改築中のようで、廃校になった上野区役所隣の旧・下谷小学校を借りて授業を行っているようだ。昨今の鉄道ブームをうけて、“何かおもしろいものがあるんじゃないか”と思い、いったん家に戻り、靴を履き替え、デジカメ持参で文化祭に潜入した。 まずは3階の一番奥にある鉄道研究部の展示に行った。プレートや鉄道会社の運行表など、マニア垂涎のコレクションが並んでいた。数年前にトラブルがあったそうで撮影禁止。これもすごかったが、鉄道高校はこれだけでは終わらなかった。別途、鉄道模型部もあり、クラスの出し物としての鉄道喫茶、(株)ヨシダ模型製作所のファンクラブのブース、自動車部、工作研究部など本気のオタク系出展が続いた。 鉄道研究部も研究結果をまとめた冊子を作成して配布しているし、文芸部と言えば、まじめに同人誌を作っている。写真部も山岳部も英語部もそんな感じでまじめな展示になっていた。講堂では1年生で音楽を選択している生徒の合唱の発表があるわ、吹奏楽もあるわで、名前通りの「文化」祭なのだ。 校庭では、フランクフルト、焼きそば、チョコバナナ、焼き鳥など文化祭の定番メニューが並んでいたが、お客さんの呼び込みとか、施設の案内がこなれているのだ。こういう高校はおそらく駅員実習みたいなものがあって、改札とかホームでの案内などやるからだとは思うが、「しつけが行き届いている」という印象だ。 制服は紺色の詰め襟でドラマ「14歳の母」で三浦春馬くんが着用していた超進学校系だ。髪が茶色い子なんて一人もいない。前に住んでいた中野では明大中野中・高が近所にあったので文化祭をのぞいてみたりもしていたが、あちらは父兄が大勢手伝っていたのと、女子高生がたくさんおしかけていたイメージが強い。 上野にある学校というと多くの誘惑がありそうだが、生徒たちは脇目もふらず、鉄道にどっぷりつかっているようだ。質実剛健とはこの学校のためにあるような言葉だとさえ思う。 慶応とか成城とかのエスカレータ学校に進学している子たちを見ているとかなりハデに遊んでいるし、親の付き合いも大変そうだ。 自分に男の子がいたらぜひとも岩倉高校に進学させたい。 岩倉高校 http://www.tky-iwakura-h.ed.jp/ ■ 日刊ちょいスポ(No.181)■ 「日本シリーズ 初戦は日ハム」 プロ野球日本シリーズ、中日対日本ハム第1戦は、3-1で日ハムの勝利。1回裏のセギノールの3点ホームランで最後までリードした形だ。今試合13奪三振のダルビッシュは結婚騒動から、彼ばかりがクローズアップされる日ハムだが、ここに新庄もいたらどれだけ華やかだっただろうなあと考えるのは私だけか。 プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は ただいま【第1228】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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