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カテゴリ:社会
今週のニュースは相当大きかった。 ●東京地検、「陸山会」に強制捜査 民主党小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」に東京地検特捜部の強制捜査が入る。すぐに調べがつくような隠し方しかしていなかったのか。献金があったのは民主党が政権をとる前のこと。野党でもそれだけの権力があったということに驚きだ。 せっかく政権交代したばかりだが、小沢氏の更迭も、議員辞職も可能性はある。責任を問われて鳩山内閣自体の存続さえ危うい。そうなった場合、誰が日本の舵取りをしていくのか。 何しろ特捜部案件だ。ロッキード事件、リクルート事件などのように、どれだけ広がるか分からないことが恐ろしい。来週からの国会は大荒れ必至。 ●JAL破たん 「ゼロになるよりはマシ」と企業年金減額案にOBが慌てて同意した今週。聖域なき人員削減ということで、従業員の3分の1はリストラになると決まった。経営再建と言っても、それは会社の名前が残るというだけの話で、実質は破たんなのだ。 前原国交相は相当ふんばっていたが、崩れるときはあっという間。株価はストップ安、続いて翌日は7円とは。 債務超過8,500億円というが、せめて100億円くらいのときに気づいてくれよ、経営陣。現金は持ってないのにカードでブランド品を買いまくっていたようなものだ。連鎖倒産などはなんとしても回避したいところ。 ●ハイチ地震 被害数字はまだまとまってないが、赤十字は現段階での死者を5万人程度と推計している。スマトラ沖地震、パキスタン地震、四川大地震等々の災害報道に携わってきたが、今回のハイチ地震の被害は別格だと感じる。まずライフラインがとまって、各国の救援隊やメディアが現地入りできない状況。優秀な日本のJDR(救助隊)もまだ現地入りできていない。国連のPKOスタッフも全滅だそうだ。 今までの災害でメディアが現地入りできないとか、現地からリポートを送信できないなんてことはなかったのだ。さっそく今日から義援金の募集が始まった。 多くの日本人は無関心かもしれないが、今週起こったことは近々我々に大きな影響を及ぼすことになる。 津波じゃないが「今後の情報にご注意ください」としか言いようがない。 ■日刊ちょいスポ(No.992) 「卓球斎藤 101勝」 開催中の卓球全日本選手権で斎藤清選手(47)は男子シングルス1回戦で高校2年の谷本周星と対戦し3-0で倒した。同大会で男女を通じて史上最多となる101勝を達成した。記録のため埼玉県協会からの推薦を受けていた。推薦がなくなると全国大会への出場も危ぶまれるが、今後も推薦なしで出場を目指してもらいたい。斎藤選手こそ真の“中年の星”だ。 プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は ただいま【第2022号】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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