そうだ坊主になろう！～ヒロ伊藤流仏弟子修行

「まだ来ない未来にあこがれて、とりこし苦労をしたり、
　過ぎ去った日の影を追って悔いていれば、
　刈り取られた葦のように瘠せしぼむ。

　過ぎ去った日のことは悔いず、まだ来ない未来にはあこがれず、
　とりこし苦労をせず、現在を大切に踏みしめていけば、
　身も心も健やかになる。

　過去を追ってはならない。未来を待ってはならない。
　ただ現在の一瞬だけを、強く生きなければならない。

　今日すべきことを明日に延ばさず、確かにしていくことこそ、
　よい一日を生きる道である。」

　（『仏教聖典』仏教伝道協会刊）


拙僧は、いつも今日できることは明日に延ばし、今なすべきことをせず、
どうでもいいことに時間を費やすという生き方を続け、
それを、あるがままなどと屁理屈な言い訳をしてきたような気がします。
若い間は、それもいいかもしれませんが、
人生の半ばをとっくに過ぎて、残りの人生が見えてくると、
本日の言葉が重みをもって迫ってきます。
過去は悔いず、未来に想いを走らせず、今この時を大切に生きなければ、
とは思うのですが。。。



現実を直視する　2005年05月03日掲載
http://plaza.rakuten.co.jp/epub777/diary/200505030000/

今、このとき行うべき大切なこと　2005年04月13日掲載
http://plaza.rakuten.co.jp/epub777/diary/200504130000/