カテゴリ:ヒロ伊藤流?仏弟子修行
善によって包むならば かれはこの世を輝かす 雲を離れた月のように (『ダンマパダ』第173偈)
かつてお釈迦様は、999人もの人を殺してその指を切り取ったアングリマーラという凶暴犯を改悛させ、出家させて弟子にしたことがありました。どんなに情状酌量の余地があっても、また罪を憎んで人を憎まずとも言いますが、当時の国王からも民衆からも疑問符を投げつけられました。出家ですから毎日托鉢に出る彼には石が投げつけられ、棒で打たれ、衣は引き裂かれ、血だらけになって帰ります。「耐えなさい。地獄で受けるべき業の報いを現世において受けるのです」と、師は教えられました。後にアングリマーラについて語ったお釈迦様の言葉が前述のようにダンマパダに残されました。 悪を犯さず生きられる人は誰ひとりいない。 ナムブッダ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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