いやぁ〜、なんとも残念なニュースが飛び込んできた。川口の32期女子レーサー・益春菜選手が、自身のブログ上で引退を発表したのだ。益選手はオートレーサー になる前はモトクロスの選手として活躍していて、全日本選手権4連覇など輝かしい実績を引っさげてオート界へと乗り込んできた。そしてデビュー戦でいきなりの1着となると、わずか1年半後には川口の一般戦で初優勝。そして、その年(2015年)だけでG2格のスーパースターシリーズ戦(川口)を含む4度の優勝を飾り、平成27年度後期ランキングでは、女子レーサー初となるS級ライダーへの仲間入りも果たしている。このように順風満帆な選手生活に見えた益選手であったが、実はモトクロス時代からの古傷加えて落車の影響などもあって身体は満身創痍状態。ブログにもあるように、この1〜2年は手術の繰り返しでレースから遠ざかる日々が続いてたんだよね。同じ川口の佐藤摩弥選手(31期)とともに、これからも女子レーサーたちを引っ張っていく存在だと思っていただけに、傷を完治させて戻ってくるのを心待ちにしてたんだけどね。しかし、5歳でモトクロスを始め、27年間もバイクに乗り続けた益選手へのダメージの蓄積は相当なものだったんだろうね。寂しくなるけど、ここは益選手の苦渋の決断を受け入れるしかありませんわな。さようなら益選手。そしてありがとう益選手。