カテゴリ:お天気経済予報☆
こんにちわ!
台風13号が九州北部上陸の可能性も出てきました。 来週20日には北海道の日本海側に達する予報です。 すでに、土砂災害や大雨による被害も多数出ているようです。 こういった被害はほとんどの場合、『好奇心で見に行ってしまった』『台風情報を確認しておらず自分が危険の中にいることを知らなかった』などで起こってしまいます。 これから台風が日本に接近しやすい季節ですので、 皆さんも、気をつけてくださいね さて、先日ブログに頂いたご質問にお答えしようと、今回は 台風って何?? ということでお話をしたいと思います。 覚えておくとお友達に雑学ネタを披露できますよ 台風はどうやって出来て、どうやって消えていくのか??というお話です。 台風の誕生 これは、2005年9月9日9時の『ひまわり』からの雲写真です。 沢山の雲の渦がある所が分かりますか? この付近は<熱帯収束帯>と呼ばれています。 北半球と南半球の貿易風が合流する領域で、上昇気流が発生しやすく,次々と発生した積乱雲が大きな渦(台風の卵)を誕生させます。 成長 暖かい海面から供給された水蒸気が凝結して雲になりますが、 このときに『潜熱』という熱を放出します。 理科で習った記憶があるでしょ?? この熱は周囲の空気を暖めます。 暖かい空気は軽くて上昇し、上空の冷たい空気と触れると雲を形成します。 つまり、 海面から水蒸気を供給→上昇気流を形成→積乱雲が発達 というメカニズムで成長しているわけです。 台風の衰退 台風は海面や地上との摩擦により絶えずエネルギーを失っており, エネルギーの供給がなくなれば2~3日で消滅してしまいます。 『台風が温帯低気圧に変わりました』というニュースを見たことがあるでしょ? それは、簡単に言えば、台風が勢力を弱めた結果、温帯低気圧という、通常の?低気圧になりましたということなんです。 台風が日本に上陸したあと急速に衰えるのは水蒸気の供給が絶たれ, 陸地の摩擦によりエネルギーが失われるからです。 ちなみに 台風の風はどうして吹くのか?? これは、かなり専門的なのでサラッと説明すると、 風は、台風の中心と周囲の気圧の差で吹きます。 水が高いところから低いところに流れる理論みたいなもので、 空気だって、高いところから低いところに流れます。 目に見える水なら、簡単に理解できるんですが、空気だといまいち不思議な感じですね。 だから、台風の中心の気圧が低ければ低いほど 強い風が吹くというわけなんですね~ 以上、結構難しいことを書きましたが、読んでいただけましたか?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.17 16:04:37
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