カテゴリ:お天気経済予報☆
今週のゲンダイは「ラーメン」でした!
取材させていただいたのは横浜ラーメン博物館 中は、昭和の下町をイメージして作られているんですが、そのリアルさにびっくり! 空の色は時間によって変わります。写真は夕日。 それから、散髪屋さんや映画館、駅などすご~くよく出来ています。 ここで全国8店の銘店のラーメンが食べられます。 私は、荻窪の老舗《春木屋》さんのラーメンを頂きました! 煮干の香り豊かな醤油ラーメン 40年以上通い続けているファンもいるほど。 今回の取材で、私かなり興味をそそられたのはラーメンと日本の気候風土のカンケイです。 春木屋の代表にお話を伺った中で「ほほ~」 と納得してしまったのがこのお言葉。 「日本が常夏の国だったらラーメン文化がこんなに発展することはありませんでした。これほど四季により気温や湿度が変化し、北から南まで気候風土の違いが明確であるからこそ、全国多種多様なラーメンが生まれたんでしょう。」 さらに、 「そのおかげで、日本人の味覚は敏感なんです。一年通して、天気によって発汗量や体感によって味覚が変わるのですが、それにあわせるには、毎日毎日湿度や気温にラーメンの味をあわせるしかないんですよ。」 な~るほど。日本人=ラーメン好きという単純な理由だけではなく ラーメン=庶民的な食べ物→その土地の人々の生活に密着して発展 してきたわけですね ラーメン博物館の広報の方は、北から南へとラーメン旅を続け、全国のスープや麺を調査して歩いているそうです。 寒い北海道旭川などのラーメンは、水分量を多く乾燥に対応、溶かしバターやラードをスープに加え保温効果をプラスし、麺は太めで食べ応えがあるのが特徴。 暑い九州などは、加水量を抑え、麺は細めでのど越しを良くし、スープはさらさらである中にもトンコツでコクを出し、にんにくを入れるなど、発汗で失った体力を補うようなラーメンが多いのだとか。 ラーメン博物館では、そんなラーメン豆知識も勉強できますよ! 今は旭川の「蜂屋」というラーメン屋さんの研究結果を展示中。 もちろん、「蜂屋」のラーメンも本店とラー博のみで食べられます。 いや~本当に気象予報士の好奇心をくすぐられます。 これからコツコツ研究していきたいな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.03 10:44:49
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