テーマ:ジャンクフード(1090)
カテゴリ:グルメ
![]() 子供に人気のブタメン。TVでも取り上げられたりして、そこそこ有名になったが、ちょっと前まで世間での認知度は低かった。今でもあまりメジャーとは言えない。スーパーやコンビニでも見かけるが、カップ麺コーナーではなく、駄菓子コーナーに置かれている。つまり位置づけとしてはあくまで子供のおやつなのだな。 メーカーは「ベビースターラーメン」のおやつカンパニー。近年のここの商品戦略はなかなかのものだと思う。とくにブタメンはすごい。 まず、カップ麺を駄菓子にしてしまう発想。通常の駄菓子に比べ、あきらかに「食事」としてのランクアップが感じられ、本格的な感じがする。 昔から駄菓子屋でカップ麺は売られていて、おばちゃんにお湯を入れてもらって食べるということはあったのだが、普通のカップ麺では子供のおやつとしては大きすぎ、中学生から高校生が主に利用するものだった。それに対しブタメンは小学生が無理なく食べきれる量である。 そしてふたをめくって当たりが出たらもう一個という、駄菓子くじの要素。こういうの、子供は弱いんだよなあ。 フォークが一個一個に付けられて売られている事。昔のカップ麺は大概フォーク付きであったが、いつのころからか普通に箸で食べられるようになり、フォークが付かなくなった。駄菓子屋等でその場で調理して食べる場合、フォークがあるのはお手軽である。もともとカップ麺のフォークは、蓋に刺して調理中に開かないようにする機能もあったのだが、ブタメンの調理時、この古きよき時代の手法が今でも用いられているらしい。 バリエーションが豊富。とんこつ、醤油、カレー、タン塩、コンソメなど、さまざまな味で飽きさせない工夫をしている。 子供の頃、ベビースターラーメンにお湯を入れて食べてみたことがあるが、あれはやはりスナック菓子であってラーメンじゃないということを確認する結果になった。スナック菓子として食べるのにはいいのだが、まず麺が細切れなので、ふやかした場合、スプーンでないと食べるのが難しい。そのまま食べるのに適した味付けなので、お湯で薄まると味が薄い。戻すことを想定していないので、ふやけると完全にコシがなくなり、ぶよぶよになる。結論として、たいそう不味かった。 あのころブタメンがあればなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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