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カテゴリ:マタニティ
日付が変わって朝方になり、なんだか生理痛的な痛みがしてきました。
痛みとしては、ほんの1分程度続くけどスグに痛くなくなる感じ。 痛みの周期を図ってみると20分置きくらい・・・。 もしかしてこれが陣痛?! 気になりつつも我慢出来ないほどではないので、ナースコールもせずおとなしく一人寝ていました。 1時間毎にその痛みの時間が5分ずつ狭まってきて、みっちが病院に着いた9時過ぎには10分置きに・・・。この時点でまだ、先生や看護師さんに陣痛がある話をしていませんでした。 みっちが到着したと同時に、今日の担当医から私の出産について説明を受けました。 1.予定日よりだいぶ早いが、一応正期産に入ったので通常分娩で行う。 (入院した昨日がちょうど37週0日目) 2.陣痛はきていないが前期破水しているので陣痛促進剤で分娩を進めること。 3.血圧状況により通常分娩から帝王切開に切り替えるということ、その際のリスクについて。 4.高血圧、帝王切開などの理由で大量出血になった場合の輸血について。 説明を受けた後、陣痛らしき痛みがあることを伝えました。 この時の診察で子宮口2~3cm。 自然分娩でいけそうとの判断でしたが、なぜか促進剤も入れることに・・・(≧▽≦)w そうしているとベテラン助産師さんがやってきて、私の担当になるとご挨拶。 また若い助産師見習いの学生さんもいて、許可してくれるなら研修生として立会いたいとお願いされ承諾書にサインしました。軽い気持ちでOKしたけど断られることも多いみたいです。 お昼頃、ずっと1人だった陣痛室に計画出産(予定日遅れのため)の人が入ってきました。 カーテンで仕切られてるとはいえ会話が聞こえてきます。(苦笑) 彼女は到着後スグに促進剤を入れ、お昼ご飯。 私は万が一の帝王切開に備えて昨夜から絶食だったけど、朝は出産への不安・昼は陣痛の痛みで食欲は全くありませんでした。 陣痛の無い間は全く痛みも感じず普通に過ごせるのがとっても不思議です。 だけど、定期的に痛くなる陣痛はどんどん酷くなってきました。 間隔も8分→5分と狭まり・・・とうとう声を出さずにはいられないくらいに(;ー;) 「痛い~っ!」 陣痛はめちゃめちゃ痛い!とは聞いていたけど、痛みに強い私でもかなりキツかったです。 ついさっきまで、全く陣痛がきていない隣の彼女の楽しそうな会話とお昼ご飯の匂いにイラっとしてたけど、この頃になると彼女にも陣痛がきたようで2人で「痛い~っ!」の輪唱。 出産仲間が出来たようで心強かったです?! 陣痛の間、ベテラン助産師さんは私の所と隣の彼女の所を行ったり来たり。 ずっと傍に居てくれた助産師見習いの学生さんとみっちに腰やお腹をさすってもらったり、一緒に呼吸法をしてもらいました。最初はそれだけでもだいぶ痛みが和らいでいたけど、途中からは何をしても痛い状況・・・。あまりの強い痛みのせいで力が入ってしまい、ついつい大きい声を出してしまったら、ベテラン助産師さん登場で一喝!「力を入れるから痛いねん!目を開けなさい!!」 何をしても痛かったのに、目を開けると痛みが少し和らぎました。 学生さんにも同じことを言われてたけど、優しく言われると聞く耳持たずになってしまって・・・。 ベテランさんの怒りモード的大声で怒鳴られると出来ました。 子宮口8cmになったので、みっちに支えられ分娩室に移動。 分娩台へ上がり酸素マスクを付けたあと、ますます痛みが増幅。 「まだいきんだらダメ!」と言われ何度か耐えた後、「もう無理~!」って言ったら・・・ 「子宮口ほぼ全開になってるから、もういきんでいいわ。」と。 ほぼでいいの~?と思ったけど、痛みを感じてる時に力を入れられないというのが今まで一番辛かったので、思いっきりいきみました。 陣痛に合わせていきむので、通常だと痛みがきている時に2回いきんで、痛みの無いときに深呼吸を繰り返します。 早く出したいという一心で、通常2回くらいのところ3~4回続けていきみました。 おかげで分娩台に上がってからは、比較的早くお産がすすんだようです。 頭が見えてきたよ!と言われてから数回いきんで頭が出て、その後は身体を出すためにまたいきみます。頭が出たら身体はするん!と出てくるものかと思っていたらそうでもなかったです。 ベイビーちゃんが出てきた時、スグに泣いたので安心しました。 正期産に入ってすぐのタイミングだったので、肺機能が完全でない場合があると聞かされていたからです。産まれた時に自力で泣けたら肺機能に問題がないということだったので安心しました。 出産後スグに陣痛は無くなったけど、胎盤を出す時も同じくらい痛くてビックリ☆ 会陰切開したところを縫う時も痛かったけど、出産の痛みに比べたら平気でした。 というわけで、本日15:35 無事男の子を出産しました。 出産後のケアをしてもらっている間、ベイビーちゃんは小児科のドクターチェックを受けていました。 無事だと確認出来た後、胸の上に乗せカンガルーケア。我が子との初対面です(*´艸`*) この時も出産直後も感動で涙が出るということは無かったけど、なんとも言えない温かい幸せな気持ちになっていました ずっと立ち会ってくれてたみっちにも「さっきまでとは全然違う(穏やかな)顔になってるでー。」と言われるほど・・・。 そんな穏やかな時間を過ごしている頃、隣の分娩室では陣痛室で一緒だった彼女がまさに出産中で頑張っていきんでいました。思わず、がんばれー!って心の中で必死に応援しちゃいました。 ほぼ同じ時間くらいに分娩室に入ったようですが、分娩台に上がってからが長くて苦労していたようです。私の出産から1時間半遅れて無事出産されました♪ カンガルーケアが終わって記念撮影した後、一旦陣痛室へ。 自力でトイレが出来るかのチェックを受けたけど、ダメでしたー(≧▽≦)w とりあえず様子見となり、車椅子に乗せられ病室へ移動。 病室は、経過観察室という個室へ案内されました。 そして夜ご飯。人生初の病院食です 丸一日何も食べてない(点滴はした。)ので、張り切って食べだしたけどほとんど食べられず。 その後も、一気に疲れを感じ始めて放心状態。 ずっと立ち会ってくれてお世話してくれたみっちも疲れているようでした。 彼もほとんど食事出来てないし、明日は仕事。 お礼の気持ちを伝えたあと、帰宅するように促しました。 最初は立会い出産ってどうかな?って思ってたけど、結果良かったと思います。 まだ親になった実感は無いけど、我が子誕生の瞬間を共有できたので(*^-^*)v 私はみっちを見送ったあと、20時には一旦就寝。 夜中に再びトイレチェック・血圧測定・検温などを受け、朝までゆっくり眠りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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