大寒
一年で最も寒いとされる大寒、暦通り朝の台所は3度だった。 とは言うものの、先日の寒波のときは0度だったので、それに比べれば温かい。 日中は、外は温かいかと思ったが、ずっと一桁の気温だった。 テレビに、山口県防府市の春日神社の『大寒みそぎ』の様子が映し出された。 例年なら、約100名が参加して、『みそぎ所』と呼ばれるプールのような所に、押し合いへし合いと芋の子を洗うように入るのだが、今年はコロナ禍で20名がフェイスシールドをして入ったそうだ。 例年なら、水に浸かるところまで公開するのだが、今年は混乱を避けるために、『みそぎ所』の周りに幔幕が張られて見えなくしてあった。 寒の水は、体に良いと母から聞いたことがある。 また、雑菌が少なく、寒の水で作られた味噌や醤油、酒は腐りにくいとされている。 これらは、井戸水や湧き水の話であって、水道水には当て填まらないだろう。 我が家の台所には、井戸水と水道水の両方の蛇口があって、ポットに入れるのは水道水を使っている。 井戸水にはミネラルやカルシウムが含まれているので、水垢がポットの内部に付くからだそうだ。