テーマ:お勧めの本(7255)
カテゴリ:書籍、雑誌、漫画
フリーランチの時代 小川一水 出版社/早川書房 2008/07 「フリーランチの時代」 「Live me Me」 「Slowlife starship」 「千歳の坂も」 「アルワラの潮の音」 5編を収録 普段、ラノベと呼ばれるジャンルの感想を優先に書いてますが そちらばかりを読んでいると、結構無駄に笑いを取る文体に慣れて ごちゃごちゃしている構成が普通に感じてしまいます、 そんなラインナップの合間に早川や創元社系のSF短編を 入れると、改めて「読みやすい」文体「起承転結」が綺麗 「SFショートはこうあるべきだな」と改めて新鮮に読めることが 嬉しい?(笑)。 挿絵が無いのが当たり前、情景は脳内補完で キャラのイメージなんて読み手が決めるのよって感じが楽しいのですよ(笑)。 ちょいとはずれましたが、こちらの「小川一水」 帯の文句は「僕たちの幼年期の終りがやってきた!」、短編集です。 先に小川氏の作品を読んでいれば、そちらからも楽しめますが そうじゃない方にも難しくなく楽しめる内容、 「笑いとぷちエロは求めてないの、あっさりに見えるけど深いよ」 的な欲求がある方は是非に、 表題の「フリーランチの時代」は、あっさり軽めの仕上がり 他の4篇は重めなSFショートに仕上がっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.25 14:30:58
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