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　女優・鈴木保奈美が、昨年のNHK大河ドラマ『江～姫たちの戦国～』以来、民放では14年ぶりにドラマに主演することが12日、わかった。TBS・MBS系で9月30日放送の秋のドラマ特別企画『リセット～本当のしあわせの見つけ方～』で、女優願望を持ちながら、退屈な毎日をおくる専業主婦・知子役で、現代劇への復帰は初となる。

　40代の同級生3人が再会し、頭の中はそのままに28年前にタイムスリップ、17歳の女子高校生に戻って、人生のリセットを試みる物語。知子の同級生役には、独身キャリアウーマン・薫役に高島礼子（48）、水商売で働く晴美役に坂井真紀（42）が出演。そんな彼女たちの女子高生時代を演じるのは、志田未来（19）、桜庭ななみ（19）、山谷花純（15）。注目の若手女優たちが、1980年代の世相を背景に爽やかに活躍するのも見どころの一つとなりそうだ。

　立場は違えども、悩みは尽きない40代の女性たち。女性たちの中でくすぶる感情を代弁する痛快エンターテインメントを書き上げたのは、映画『大奥』、ドラマ『ラスト・フレンズ』、『八日目の蝉』など、数々の作品を手がけてきた脚本家の浅野妙子氏。話題の「if小説」を次々と発表し、男女を問わず人気を集める女性小説家・垣谷美雨氏の同名小説（双葉文庫刊）を原作に、タイムスリップという奇抜なシチュエーションの中で繰り広げられる人生ゲームを鮮やかに描く。

　そのほか、東出昌大、温水洋一、大友康平、奥貫薫、寺脇康文、高橋恵子らが出演する。