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昭和43年11月に「ビッグコミック」誌で登場して以来、1度の休載もなく連載が続いてきた漫画「ゴルゴ13」の「生誕45周年を祝う会」が13日、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれた。会場にはちばてつや氏や黒鉄ヒロシ氏をはじめ漫画家仲間ら約300人が集まり、作者のさいとう・たかをさん(77)の快挙を祝った。
「ゴルゴ13」は激動する複雑怪奇な国際情勢を背景に、凄腕のスナイパー(狙撃手)、デューク東郷の活躍を描いた漫画で、単行本は現在、170巻まで発売されている。 クレー射撃で五輪出場経験もあり、自宅にゴルゴ全巻をそろえているという麻生太郎副総理も駆けつけ、「実にインターナショナル(国際的)な作品で、時宜を得ているし、これが日本発で出ているのはすごくいいことだと思う。ぜひ今後も皆さんのご支援をいただき、ゴルゴ13の50周年、60周年を期待していきたい」と祝福した。 「ドラゴン桜」で知られる漫画家の三田紀房さんは「45年間、休載なく続いているのは前人未到で、まさに漫画界の三浦雄一郎だ」と話し、「島耕作」シリーズの作者、弘兼憲史さんも「世界情勢が学べる作品です」と絶賛していた。 会場には秋本治、あだち充、井上雄彦、尾田栄一郎、業田良家、松本零士、吉田戦車の各氏ら63人の漫画家が描いた「ゴルゴ13」の色紙が展示され、麻生氏も熱心に眺めていた。 さいとう・たかをさんは「45年という歴史にこんなに重みがあるとは思いませんでした。皆さん長い間ありがとうございました。まだもうちょっと頑張ります」とあいさつした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/11/13 09:56:53 PM
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