2008/03/09(日)22:19
ロータス・オメガ/カールトンのクラッチトラブルその後
1月2日の深夜の都市高速で
クラッチ不良で不動になった私のロータス・オメガ/カールトン
しばらく不動で放置プレーが続いたが
2月の小雪が舞い散る日にサンクさんがローダー車で回収に来てくれていた
ローダー車に積載する時に重宝する?牽引フックも、ロータス純正品が欠品していたので
カバーと併せて調達しておいて良かった~!役に立つ日が来るもんだ
回収後、早速ギアボックスを降ろして診断していただいた結果は・・・
「ピヴォットピンのネジの緩み」
ピヴォットピンと言うのは、クラッチペダルを踏むと、油圧でクラッチをリリースするレバーが動くが
そのリリースレバーはテコの原理で動く
そのテコの支点になるのがこのピヴォットピンなのだが
これの固定ネジが緩むとテコの原理が働かなくなり、結果的にクラッチが切れなくなる
海外ではこのピンが破損してクラッチが切れなくなるという症状が報告されていたが
まさかネジの緩みだったとは!
しかしただ緩んでいたとは言っても
そのネジにアクセスするにはギアボックスを降ろす必要があるので、路上やDIYで対応できないのは明白である
しかし、思ったほどの重症でなくて良かった!
これならネジを締めて組みなおせば完成であるのだが、この際交換しておきたい部品も併せて交換することにした
まずはその問題のピヴォットピン
海外では破損の事例が報告されているので、強化品が市販されている
ノーマルの4倍の強さを謳ってあるから心強い
出来ればネジも緩みにくいというのも欲しいところだが・・・
早速強化品をイギリスからゲットする
1週間程度で到着・・・小さな物は早いなあ~
これとは別にもうひとつ交換したい部品があった
それはバックライトスイッチ
文字通りギアをバックに入れたときに
テールランプ部にある、白のバックライトを点灯する為のスイッチだ
このスイッチ・・・私がこのクルマを入手した時から壊れていた
具体的には配線がぶった切って、配線を短絡してスイッチが増設されており
運転席横で手動でバックライトを点灯するようになっていた
これがなんとも不便
イチイチバックするたびにスイッチ入れるのもめんどくさいし、消し忘れることもたびたびあった
すぐにでも修理したかったが、ギアボックス上面に付いているので手が届かないため諦めていた
それが今ならギアボックスを降ろしてあるので、スイッチ丸見え
外して修理するより新品交換がモアベターだ
早速部品の調達を試みるが・・・無い
ACデルコ製のスイッチは国内には無いようで、調達は困難だ
ならばと同じギアボックスを使用しているシボレー・コルベットの最強モデルZR1のZF6段ギアボックスのスイッチで探してみる
すると、アメリカと日本の専門ショップ両方に在庫があった!
最近少し円高傾向なので、アメリカからとった方が少し安かったのだが、ココは早さを優先して日本で取り寄せた
早速届いたバックライトスイッチ
コルベット的(アメリカ的)にはバックアップライトスイッチ
配線のカプラー形状こそ違うが、なんとななるとのお墨付きを得た
それよりも問題は、例のピヴォットピンの強化品のほう
取り外したものと、イギリスから届いた強化品を見比べてみると・・・
長さも径も違う・・・
ベルハウジングそのものを加工しない限り、装着は困難なようなので
今回は強化品の装着は見送ることにした・・・何の為に取り寄せたんだか・・・
どうやったら装着できるのか、購入元に確認するとして、もし装着可能なら次回ギアボックスをいじる際に考えてみることにした
なにはともあれ
あとはサンクさんに組み上げてもらうのを待つばかりである!頑張って~っ!
それにしても、BMW C1も ロータス・オメガ/カールトンも使えないので
・・・残されたパーソナルな移動手段は
・・・エスプリか自転車かだな(どっちも実用度低し・・・)