LOTUS ESPRIT SE &LOTUS OMEGA CARLTON

2009/08/12(水)20:25

ロータス・オメガ/カールトンのクラッチアゲイン

ロータスカールトン(84)

梅雨の真っ盛りに、突如クラッチペダルの不調が発生したロータス・オメガ/カールトン 梅雨はもうスッキリ明けたが、クルマの梅雨明けはまだのようだ 原因はサンクさんで早々に特定されているのだが・・・ 今回の不具合の原因は 想像通り、クラッチ・マスターシリンダーのプッシュロッドの破損! クラッチペダルとマスターシリンダーをつなぐ棒が折れたのだ つまり水鉄砲を押す棒が折れたようなものである いやあ~正直軽症でよかった~ これなら純正部品があれば、交換して即修理完了だし 仮に部品が無くても、ただの棒だから代用品はいくらでもあるだろうし と、気軽に考えていたのだが・・・ サンクさんでマスターシリンダーを分解して、プッシュロッドを取り出してみると・・・ なんじゃこりゃ?というような複雑な形状をしている! プッシュロッドとペダルにマウントされる部分は一体成型で マスター側の部分はひとまわり大きな部品と連結されており そのジョイント部はユニバーサルジョイント様になっていてフリーでアングルが取れるようになっている もちろんカシメてあって、ジョイント部は外れそうも無い・・・ これは純正部品があった方がスムーズだな と思い、いつものとおり国内外の「そういうものをいまだに持っていそうなショップ」にしらみつぶしにメールしてみる だいたい10件送っても1~2件しか返事は無いが・・・ 今回も戻ってきたメールに、今のところ在庫ありのメールは無い スウェーデンの親友ステファンにも「部品持ってない?」とメールしたら 「ちょうど良かった!自分のオメガを売るつもりだったからそれに変えないか?」というオチャメな返事も来る始末・・・ 今はそんな冗談に乗ってる暇はないっ! と思ったが、ステファンのオメガは本当に凄いので、値段次第では考えてもいいかな・・・ 「なんでまた急に売ることにしたの?」と聞いてみると 「ダッジ・バイパーのV10をチューンしてたら、そっちが面白くなった」とのこと うーむ・・・建設的と言うかなんと言うか・・・ なんて遠くスウェーデンに想いを馳せている場合じゃない! 次々に届く「部品無いよぉ~ん」のメールの中の情報を整理すると、大体のことが分かってきた このマスターシリンダーの品番は、ロータス・オメガ/カールトンの専用だということ 現在ではGMにしろオペルにしろヴォクソールにしろ、この品番ではパーツ検索にかからないこと 肝心のロータスは、まったく手も足も出ないということ 以上のことを総合すると 今ある壊れた部品を再生するしかない! そうと決まれば、早速サンクのKENさんにお願いしに行く お盆休み前の忙しい時間にお邪魔したにもかかわらず、こちらから切り出す前に 「もうどうやって再生するか考えてるところですよ」とのうれしいお言葉が! まあ純正部品が仮に手に入ったとしても、鋳造の一体成型のプッシュロッドでは強度的に先々心配だし いっそのこと強度満点で作り直した方が安心できるってもんだ と言うことで、方向性も決定したことだし、あとはKENさんよろしくお願いしま~す!

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