おちゃのみ、しよっ！

あまりに面白いんで、続きです。

神社から我が家へやってきたアリ地獄さんたち、総勢７、８匹。

小さな虫かご兼水槽（よく売っているヤツね）に入れておきました。

しばらくすると巣を作り始めるんですが

巣の作り方がおもしろいんです♪

すり鉢状なのはご存じの通り。その円周から作り始めます。

土の中をもそもそと動き始めますが、ずっとバックです。

バック、バックで周りながら、頭の先にあるツノみたいなので土をはねのけていくんです。

ちょっと進んでピッ！ちょっと進んでピッ！みたいに。

それが、狭い箱の中、あちこちで行われているわけですね。

するとどうなるか？      はねのけた土が、隣の巣へ入ります。

すると、完成間近になっていた巣が壊れていくわけで。

終わりのない巣作りを、延々と続けているのでした（笑）

おかしくもあり、けなげでもあり。

面白いんだけど、これではあまりに可哀想だということで

半分ずつ分けることにしました。

今は３匹と４匹に別れております（たぶん）。

開けてみて初めてわかったのが、どんな大きさのが入っているか。

土ごと連れてきたので、どんなアリ地獄が捕れたのかわからなかったんです。

大きいのから、ものすごく小さい物までいました。

小さいのは、最初の箱では巣を作ることは無理だったんでしょうね。

今度は作ったんですが、めっちゃ小さいすり鉢！直径３ミリくらい！！

こんなんじゃアリ捕れないだろ！って突っ込みたくなります。

それはそうと。

自然界から隔絶されているので、巣を作ってもエサは採れません。

なのでニンゲン様が捕まえてきて与えることになります。

その係は当然息子。

嬉々としてアリやらダンゴムシやら捕まえてきます。

自然界ではエサがかかることは希なのでしょうか？

巣を作る前にダンゴムシを入れたら、あっというまにお召し上がりになったそうです。

巣は関係ないのね（汗

アリ地獄にはクチがありません。

頭のツノ（息子はクワガタ同様大アゴと呼ぶ）を刺して、体液を吸うそうです。

吸血鬼です。

幼虫にクチがないから、ウスバカゲロウもクチがないのね、納得。

（カゲロウは何も食しません。交尾したら絶命なさいます）

食されたダンゴムシは、白くなるそうです。明日のジョーです。

・・・なんだか文章が変になってきましたね。 反省。

そんなにムシなんか好きじゃなかったはずなのに

いつの間にか乗せられている自分が、情けないかも。

でもね～、よく見てみるとおもしろい！ってことは納得しました。

しかしこれ以上ウチにムシが増えるのは、かんべんして欲しいです。