|
テーマ:暮らしを楽しむ(388459)
カテゴリ:カテゴリ未分類
プラチナの地球にK18の世界地図。ゴルフのグリーン上に置くボールマーカーです(某有名プロゴルファーのもの)。大胆な発想の注文にもお応えするのがこの仕事です。
ボールマーカーをプラチナでなんていうと、贅沢のきわみという感じですが自分には無関係なんて思わないでください。 プロゴルファーにとってそれはきっとどんなに古くなったとしても、チャンスをものにする象徴でしょう。そしていとおしく大切なもの、自分の人生を凝縮したものとなっているはずです。まさに終生愛用できるものになるかもしれません。 ただ単にジュエリーが贅沢なものとくくってしまわれるのはとても残念なわけです。 デザイン参考例をアップするために、過去の画像を整理していたら出てきたので、なかでもこれは印象的なので載せてみたのですが 参考例の数々をご覧頂いて言えることは、どれもただ単に“創ってね…”との発注で簡単に出来上がったのではないということがひとつです。 これらはコンセプトが決まるまでは、たくさんの意思の疎通キャッチボールが必要です。魂をデザインに載せる!それがとても大事。逆に言えばそれさえ決まれば後は簡単なのです。 そしてもうひとつ言えることは、自分の想いさえあればだれでも簡単に出来るということを知ってもらいたいもの。 どんな些細なものでも自分だけのストーリーがあれば、それは魂の入ったオンリーワンのジュエリーが出来る下地があるのです。ですから誰にでも無理せず自分だけのジュエリーは手に出来るのです。 デザイナーの側からだけのデザイン提案では魂は宿りません。お客様との十分なやり取りがなければどれもこれも生れないもの。これらは皆「協同作業で生れた魂のオンリーワンジュエリー」というわけです。 それらを一切無視して 量産品を買い込む事のほうが… それこそ 贅沢…! と私には思えるのですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.07.09 14:26:26
|