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テーマ:暮らしを楽しむ(388447)
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最も古いのは、古代ギリシャにさかのぼる。 結婚指輪の習慣はまだなかったようだが、 例えば、“結び目”(ヘラクレスノットという)をモチーフにして、 結婚を機に花嫁の衣装を解くなんて事をほのめかしたり、な~んてのがあったらしい。 もちろん「いとしの○○…」とか、 「変わらぬ愛の証しに、この指輪を捧ぐ」なんていう意味のラテン語を刻んだり、 キューピッドや、ヴィーナスをモチーフにしたのがあれば、 発掘のときそれと分かるわけだ。 ローマ時代になると、 商取引の証しに指輪を交換するというしきたりから、 結婚の誓いとして婚約者に贈る習慣が生まれ、 プリニウスの、「博物誌」には、婚約指輪は鉄製だったと 書かれているという。 指輪は契約書だったわけだ。 上の絵は、ジョット・ディ・ボンドーネ「聖母マリア伝」1304~06年ごろので、 結婚式で指輪が使われたことをあらわす最古の絵だ。 (The Art of Rings より) 2世紀になると、裕福な人は金製になってくる。 これ分かります? “握り合う手”をモチーフにしているもので、 夫婦の絆を象徴している。 3~4世紀、ローマ時代のイギリス。 ノーフォーク州で出土した99%以上の金を使ったもの。 このモチーフは結婚をあらわす意味で、 中世に復活し、その後も長く大衆に支持されていたという。 現代にこれほどの、愛の象徴を具体的にあらわしているのは少ないですが、 私のところにくる人たちは、ほんとに自分たちだけの、 “愛のかたち”を創り上げている。 全体から見ればとても少ないとは思うけれど、 満足感は絶大だ。 こちらのジュエリーデザインサイトから、 相談でしたらおうけします、気軽にどうぞ~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.06.01 14:12:34
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