カテゴリ:読んだ本
好きな本。ローズマリ・サトクリフ作。小犬のピピン
30分~1時間ぐらいで読み終わる繊細で可愛い小さな作品。挿絵も繊細で小さな犬への”愛”みたいなものがが伝わるかんじです。本当に可愛らしいのです。どちらかというと絵本カテゴリーでしょうか。 ピピンはチワワ種の犬。毛皮はすっかり実ってもう取り入れを待つばかりになった小麦畑のような色。 勇敢ではない怖がりなやさしい犬。飼主の女の人とピピンはお互いによくわかりあっている。 あるとき病気になったピピンは死んでしまう。一緒に暮らしてみてかわいがっていた犬の中でも、特別な犬というものがあるそうで、女の人にとってはピピンはそういう犬だった。 ピピンが行った場所は、光にあふれた天国の門。そこで番人と門人に一生懸命頼む。 「ここは僕の家の庭の門ではありません、お願いです。僕を帰してください」ということを頼む。 怖がりな小犬だったピピンが、がんばって女の人のもとに帰ろうとする。けなげな小犬ピピン。 そ・し・て、この物語のこの先はどうなるのか。 私にとって(→犬好き人間ね)は胸に小犬の声のごとくキューンと響いた一冊。 小犬のピピン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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