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トルコであってトルコではない東アナトリアの町・・・エルズルム
古くから黒海とイランを結ぶ交易の中継地として栄え、古代ローマの時代は時の皇帝テオドシウスに因み、テオドシオポリスと呼ばれていた。後に、ローマが東西に分裂した際に名まえが、アルグ・エル・ルーム(すなわち、東ローマの地の意味)に変った。それが転じて、エルズルムとなり、今日、東アナトリア最大の人口36万人の都市になっている。標高約1800mの高地の為、夏は涼しく快適だが、冬はマイナス40度になることもありかなり寒い地でもある。それ故、トルコきってのスキー場やスキージャンプ台も郊外にあり、ウィンタースポーツが盛んな地でもある。 前述の通り、5世紀にはギリシャ正教の教会も多く見られたが、7世紀にイスラムが入ってくると教会はたちまちにイスラムのモスクとなり、以来、現在に至るまでイスラム色の強い町になり、沢山の神学校、モスクができ、特に、有名な神学校は12世紀に建てられたチフテ・ミナーレ・神学校(2本の塔のある神学校)と14世紀のヤクティエ神学校。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.26 09:33:38
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