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カテゴリ:オワライター
ウチの長女が小学校を卒業した。
おいらとしては、 最優先…ってことで…(^^ゞ 卒業式に参加してきたのである。 子供たちの母校は、おいらの母校でもあって…。 校歌斉唱も。体育館のにおいも。同級生たちの笑顔も。 みんなあのときのままだった。 親側の席に座って初めて見えてくるものがある。 あんときはなんだかんだ言って、自分が勝手に成長して 大きくなったようなそんな気がしてたけど…。 こうやって見守る親の笑顔と涙たちが、子供たちを支えてるんだね。 今さら変かもしれないけど、オヤジとお袋に感謝です。(^^ゞ 言語道断?!非常識な父親え~。それは、おいらのことです…(^◇^;) 卒業生たちが全員、壇上に立って答辞(親や先生、下級生に対しての 感謝の言葉)を述べてたとき…。 卒業生全員が今までの思い出を述べ…。 その言葉にいろいろな記憶を重ね…。 親も子供も先生までもが、涙を流す瞬間…。 おいら…。 肩を震わせ…。 必死に笑いをこらえてたんです…。 んっと…。 おいらの後ろの方に、3歳くらいの女のコがいて。 卒業生が全員声を合わせて 「旅立ちます!」 って言った、その直後。 絶妙のタイミングで 「にゃぁ~」 と叫んで…。 この、 「旅立ちます!(にゃぁ~)」 の絶妙な『 間(ま) 』が…。 おいらの『笑いのツボ』を刺激してしまったのです。 そのあと、卒業生たちが、声をそろえて 「忘れません!」とか 「歩いていきます!」とか言うたびに…。 おいらの頭の中には「猫ひろし」が住み着いて…。 「忘れません!(にゃぁ~)」 「歩いていきます!(にゃぁ~)」 「ありがとう!(にゃぁ~)」 …。 「ポーツマス、ポーツマス…」 ぎゃ~!!や、やめろ!オレ!(←自分にツッコミ入れるヤツ。) …。 普段、全然笑ったこともないギャグが。(←失礼やって。) こんなところで効いてきてしまうとは…。 あのヨメまでもが。(←「あの」ってナニ?) 感動し、涙が止まらない情景のなかで。 もちろん、他の親御さんたちもみんな感動しているというのに。 おいらひとり、 「ねっこひぃ~ろし!あそ~れ!ねっこひし~ろし!」 って言葉が頭の中をかけめぐり…。 そりゃもう、大変だったんです。。。(←ただのアホ。) ま、多分、後ろに座ってる人からみれば、 『嗚咽(おえつ)をこらえ、肩を震わせている(子供想いの)おとうさん』 って姿以外には見えんかったと思うので、それはそれでいいのだが…。(*^^*) まぁ、とにかく苦しい卒業式でした。 ムスメよ。 こんなオヤジでごめんな…。 でも。オマエを想う気持ちは世界一だよん♪ ◇ ◇ ◇ その日の夕方―。 ヨメ 「なぁ。今日はおねえちゃんの卒業祝いに 手巻き寿司をしようと思うんやけど、 どんな具を用意して欲しい?」 おいら「…ギョーザ。」 ムスコ「…ラーメン。」 末っ子「…ハヤシライス。」 ヨメ 「…。 もう一回聞くで…。 今日。 手・巻・き・寿・司 をしようと思うんやけど、どんな具がいい?」 おいら「…ギョーザ。」 ムスコ「…ラーメン。」 末っ子「…ハヤシライス。」 …このあと、ヨメがぶち切れるまで。 この会話はリフレインされたのです…。 …ムスメよ。 こんなオヤジ…いや、バカ家族でごめんな…。 でも。オマエを想う気持ちは世界一だよん♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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